局所治療の可能性

小児科研修で。「モクモク」という聞きなれない言葉を聞いた。

モクモクというのは、吸入療法のことだ。

内科でも喘息の時にネブライザーを利用した吸入療法が取り入れられるが、小児科や耳鼻科では、より積極的に吸入療法が取り入れられているようだ。

確かに、咽頭炎や上気道炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などは、局所治療が好ましい。このような局所の治療を行うのに、全身投与の薬を使うよりは、局所治療をしていくことは理に適っている。

今後当院では、このような疾患の外来患者さんに積極的に吸入療法をしていくことを検討している。