今日と明日の2日間、当院に台湾在宅医療学会の方々が研修にいらしています。
今日は学会所属の医療ソーシャルワーカー・ケアマネージャー・通訳の方々が、
訪問診療に同行されました。
通訳の五十嵐さんにお話を伺いました。
「台湾は2018年に高齢社会になりました。高齢化率は14パーセントを超えました。
2025年には超高齢社会になります。高齢化率は20パーセントを超えます。」
現在、台湾の在宅医療は介護保険制度もまだなく、訪問看護ステーションも夜間や土日は対応していないところがとても多いそうです。
そこで、20数年間先行事例のある日本の在宅医療を良いお手本とし、台湾の実情にあった在宅医療を目指したいとのこと。
明日も訪問診療の現場を見学される予定です。
台湾在宅医療学会では、「在宅医療」をテーマにカフェ機能を持ち合わせている書店などで談話会を定期的に開くなど、社会啓発活動も意欲的に実践されているそうです。
台灣在宅醫療學會 https://tsohhc.org/