メメント・モリ

先日、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。
言わずと知れた偉大なるロックバンド、Queenの物語です。
ボーカルのフレディ・マーキュリーはHIVに感染し、合併症により45歳の若さで亡くなっていますが、感染が分かり、自分の“死”を身近に感じた時、最期まで最高のパフォーマーとして君臨し続けることを選びました。

人間だれしもいつかは終焉の時を迎えます。
我々が訪問している患者さまにも、いつかは終焉の時が来ます。
高齢の患者さまほど、「早く迎えが来てほしい」と仰る方も多いのですが、お迎えが来る前に何か我々がお手伝い出来る事はないかなぁ…と思うのです。
“臥して死を待つ”より、少しでも笑ったり怒ったり味わったり花を見たり風を感じたり…。

“メメント・モリ”とは、ラテン語で「自分がいつか死ぬことを忘れるな」という意味の言葉だそうですが、古代ローマ時代にはそこから転じて「今を楽しめ」という趣旨で捉えられていたようです。
皆さんも今を精一杯楽しみましょう!!

【お】

リハビリ小噺 ⑫

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。

少しだけご紹介させていただきます。

 

今回は患者さんのところに届いた素敵なプレゼントに関してです。

郷さんの新聞

今年の「敬老の日」。お祝いにお孫さんから届いたのは

「Kさんの生まれた日の新聞」でした。

約90年前の新聞です。

旧漢字や右から左に進む横書きが時代を感じさせてくれます。

オモテ面の内容は主に当時の政治状況を伝えるものでしたが、

不勉強の私には内容の理解もままなりませんでした。

 

ウラは社会面。少し柔らかい内容の記事でした。

私にも少し読むことができました。

おもしろい記事があったので紹介させていただきます。

 

紙面の右上。「楽行のふけ」つまり「今日の行楽」のコーナーです。

Kさんの誕生日は3月の終わりころ。

お生まれになった日は良く晴れた日曜日だったようです。

以下、紙面より抜粋です。

「けふ、三十日の日曜は、まづお天氣は大丈夫だから

差し當り市内近郊の行楽地へは氣の早い花見客が相當押寄せることゝ思はれる。

(中略)氣の早い江戸っ子は春の郊外へすつ飛んで行きさうだ。」

とありました。

 

「氣の早い江戸っ子」

記事には上野公園の桜は一分咲き程度とありました。

そいつぁーちょいと氣が早すぎるってーもんだよなーっ!

 

三軒茶屋に異動になります

外来勤務の理学療法士です。

 

突然ではありますが

4月から三軒茶屋のクリニックに異動になります。

といっても

週に3日は現状のまま

週に2日は三軒茶屋。

2箇所を掛け持ちすることになります。

 

4月より

新入職のスタッフも増え

また

私が抜けた分は

他スタッフがフォローに入ることになります。

しかしながら

引継ぎなど

ご迷惑をお掛けすることもあるかもしれません。

誠に申し訳ありません。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

リハビリ小噺 ⑨?

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。

少しだけご紹介させていただきます。

 

今回の小噺は…、

えーっと、小噺は……、ネタが…、見つからない…。

 

最近もいつも通り、大爆笑や感心させられるお話、

感動する話、ずっこける話などなど、

たくさんあったのに…。

 

記憶にとどめておくことができませんでした。

 

失礼しました。

次回はとっておきの小噺を披露できるように、きちんと記録しておきます。