ある人によると、コーチングは、相手の内側から答えを引き出し、 ティーチングは相手に答えを教えることだそうだ。
かかりつけ医療に重要なのは、ティーチングではなく、コーチングのように思える。
人が医療的体験から、学ぶことは多い。そのときの経験から学ぶことを手伝う。これがかかりつけ医療の根幹かもしれない。
単に治る。治らないなどの医療的事実を聞いたり、語ったりするのではなく、その時にどう感じたのか?どうしたいと思ったのか?そしてよりよく生きるための学びがあったのかどうか?
こうした対話こそがかかりつけ医療なのかもしれない。