先日お茶のお稽古に行った時、床の間に見慣れぬものが飾ってありました。
直径3~4cmぐらいでしょうか。
表面はビロードのような、細かい産毛のようなもので覆われています。
花入れに活けてるので当然お花なんだろうとは思いましたが、何の花かサッパリ???
先生にお尋ねしたところ、ミツマタの蕾だと言う事でした。
そういえば以前、新宿御苑でミツマタの花を観たことがありましたが、まさか蕾がこんなものだったとは!
咲いた状態はとっても可愛らしい感じです♪
画像:Wikipediaより
ミツマタとは、その名の通り枝先が三つ又に分かれていく特徴があり、3月から4月にかけて黄色い花を咲かせるそうです。
春を告げるごとく春先に咲くため先草(サキクサ)とか、縁起の良い吉兆の草として幸草(サキクサ)とも呼ばれていたそうで、万葉集にも歌われているとか。
このところ寒暖の差が激しかったりして体調を崩してしまわれる患者さまもいらっしゃいますが、この時期を乗り切ればもうすぐ春!!
何とか乗り切っていただいて、新たな春を探しに外へ行ってみましょう!!
【お】