外来か? 在宅か?

6月に外来を開始して以来、当院では

1・外来だけで支える患者さん

2・主に外来、時には往診で支える患者さん

3・在宅が主で時折検査などで外来にいらっしゃる患者さん

4・在宅だけで支える患者さん

など様々な支えのパターンができてきた。

 

これらの区分わけは、通院が可能かどうかが一つの基準だ。

つまり、一人で外来に来れる、もしくは軽介助での通院可能な場合は、1か2、外来通院が困難で、何とか来るとして車いす、しかも自走できずに誰かが介助している場合は、2か3かなという大まかな区分がある。

 

しかし通院困難性だけが訪問診療実施基準となるわけではない。外来で見る場合、疾病的対応が中心となる。一方、在宅で拝見する場合は、生活サポート性が中心となる。したがって生活不安や生活障害が強い方は、訪問診療のほうが適切な対応ができるようになるのだ。

 

このあたりの、特性を生かしながら、それぞれの患者さんの状況に合わせて、対応できたらと思っている。