恐怖のカッター・・・

アシスタント斉藤です。先月中旬、業務中にわずかな段差で転倒し、なんと!左手首を骨折してしまいました。確かに早歩きではありましたが、予想以上に大きなケガをしてしまい、クリニックのスタッフには勿論、家族にも年末のこの時期に多大な迷惑をかけ、申し訳なく思っております。

2週間が経ち、先日、ギプスを1度取ってみようと言うことになり、当院の整形外科・N先生が手にしているのが、その名も「ギプス・カッター」。ビールの小瓶くらいの持ち手の先に細かい刃が沢山ついていて見た目はほとんど電動ノコギリか、自動車整備工場などにあるグラインダーそのものです。そして、そこから繰り出される音といえば、見たまんまの「ギュ~インッ、キュ~ン、ゴゴゴゴ~ッ!!」・・・・・

あまりの轟音に手の空いた外来スタッフや、隣室の理事長も「なに?なに?」とのぞきに来る始末。当のN先生は至ってクールに「はい、こう曲げて~、はい、少し上ねえ~。そうそう、そんな感じね~。」私と言えば、目を背けて文字通り、まな板の上の何とか。耳元の爆音と微かに触れるようなノコギリ刃の恐怖に診察ベッド上で脂汗タラッタラ、のどカラッカラで放心状態・・・

15分ほどで問題なく処置は終わり、新しいギプスが装着されました。勿論、腕には傷ひとつなくケガも順調に回復しているとの事。N先生、ありがとうございました、今後も宜しくお願いします。そして皆さん、年齢に関わらず、足元に注意してお歩きください。「恐怖のカッター」のお世話にならないように。予想を大変大きく上回る恐怖感でございました・・・