真摯に受け止める。

先日、高校時代の大親友が急死しました。55歳でした。15歳で知り合い、26歳まで一緒にバンドをやっていた仲間でした。(彼はベース、私はドラム)月1ペースで新宿で飲んでは音楽の話で盛り上がっていた「最高の仲間」でした。死因は「心筋梗塞」でした。大ショックです。

後日、彼の奥さんから詳しく話を聞くと会社の健康診断などで血圧と心臓に問題ありと言われてはいたものの「平気、平気。そのうちちゃんと検査するから。」と強がっていたようです。今更ですが「馬鹿だなあ、きちんと受診してドクターの指示を受けてればなあ。」とつくずく、つくずく思います・・・

そんな私も健康診断で泌尿器に異常が見つかりその後、某病院の専門科でフォローしています。色々とつらい検査もありますがここはひとつ、健診結果を真摯に受け止めてきちんと対応しようと思っています。

医療の世界にいるからこそ周囲の方々に相談出来たり、実際に御病気に立ち向かっている患者様の姿を目にしているからこそその大変さ、その苦労が解るのであってもし、普通の会社勤めであったらそれこそ私も「平気、平気。そのうち・・・」となっていたことでしょう・・。

皆さんも安易に考えず、もし健診などで問題が出た時は真摯に受け止め、ドクターの指示を仰ぎ、きちんと対応しましょう。甘く見てはいけません。親友の死を目の当りにし、心からそう思います。

「S]

音を楽しむ。

と書いて「音楽」。私は大の音楽ファンで、朝も目が覚めるや否やラジオをAM・810に合わせ昔で言う極東軍放送(現在はAmerican Forces Network)で洋物音楽を楽しんでいます。(英語しか聞けませんが音楽満載!お試ししてみては!)

ところで私の住む多摩東部は武蔵野の自然がたくさん残っており、季節ごとにいろいろな「音」楽しめます。

春はウグイス、メジロ、ホオジロなどの野鳥がさえずり、初夏には新緑が風にゆれるざわめきと近所を流れる「玉川上水」のせせらぎ、梅雨になるとカジカガエルの大合唱となんと!カッコウの鳴き声もきこえてきます。夏はものすごい数のセミの声、そして今はコオロギ、スズムシの大コンサート。

これからの季節は、ヒレンジャクという渡り鳥の声と落ち葉を踏む音、冬には葉の落ちた林を駆け抜ける木枯らしの音と霜柱を踏む小気味の良い音・・・

若い時には全く気にもかけなかった「音」が年齢を重ねてくると季節の変化を楽しませてくれるものに変わってきました。

都心ではなかなか難しいかもしれませんが、皆さんの周りにも季節の変化を教えてくれる楽しい「音]がきっとあると思いますよ。

「S」

 

 

 

「おつり」で生きる。

ある日、ご夫婦で診察させていただいているお宅で。

先生「奥様も落ち着いてお過ごしですし、ご主人もお元気ですね。」

御主人「先生、私より先に認知症になった妻の介護をはじめてもう随分になります。私が元気じゃないと、妻が生きていけない。正直、私も疲れてますけどね。(笑)気が付いたら日本の男性の平均寿命をとっくに超えてました。今はもう、神様からの「命のおつり」で生きてるわけで・・まあ、そのうちおつりもきれるでしょうけどね、ハッハッハッ・・」

間もなく90代になられるニコニコしたご主人の達観したお話に、私もドクターもしばし、沈黙しました。なるほど、寿命を超えた「命のおつり」か・・。

早速、介護疲れの見える御主人の件を離れて暮らすご家族に連絡し、今後の方針を検討する手はずを取ったのでした。[S]

 

 

 

赤城山

群馬に行くたびにその広い裾野に感心していた赤城山に今回初めて登ってきました。前橋からバスに揺られて1時間登山口はすでに雪に覆われておりました。

登山口からアイゼンを装着して登ります

登山口からアイゼンを装着して登ります

赤城山はカルデラ部分を中心に幾つかの山からなる集合体で、単独で「赤城山」という場合は標高が一番高い黒檜山を指すことが多いようです。今回は駒ケ岳から黒檜山へと登るわりと一般的なルートを通ります。

一面雪景色

一面雪景色

夏登っても楽しいのですが、雪に覆われた景色はそれだけでどこかしら魅力的です。

雪庇

雪庇

右に見えるのが雪庇です。雪でできた「庇(ひさし)」なので踏み抜くとそのまま落下してしまいます。このように踏み跡がしっかりあるとわざわざそんなところへは行かないので安全です。

駒ケ岳山頂

駒ケ岳山頂

しばらくして駒ケ岳に到着です。この日は吹雪だったので、眺望は一切ありませんでした。

春の息吹

春の息吹

深い積雪の上を吹雪舞う赤城山ですが、そんな中でも自然は着々と春の準備をしていました。

赤城山主峰黒檜山山頂

赤城山主峰黒檜山山頂

赤城山主峰黒檜山山頂に到着です。普段なら登山客で賑わうであろう山頂ですが、2,3人しかいませんでした。そのうちの一人に写真を撮ってもらいました。駒ケ岳同様ここも眺望ゼロでした。

雪化粧したボートのりば

雪化粧したボートのりば

下山して大沼へ。冬以外はボート遊びができる湖ですが、この季節は凍結。凍結した湖でみなさんワカサギ釣りに興じてらっしゃいました。結構釣れるらしく、100匹釣った人もいました。

東京からさほど遠くなく、交通の便もほぼほぼ良好の上、まるで違う景色を楽しむことができる赤城山は雪山初心者にもおすすめの百名山でありました。