東京、埼玉、山梨にまたがる雲取山に登ってきました。途中顔を見せた富士山。なんとも美しい風情でありました。
カテゴリーアーカイブ: サカモトの寄り道日記
高円寺フェス 2015
中央線サブカルチャーとは無縁の人生を歩んで参りました、アシスタントの坂本です。若いころ、周囲がやれ阿佐ヶ谷の隠れ家カフェだ、高円寺の怪しげな催しだ、中野のまんだらけだなどと騒ぐ中、地味タウン文京区でひっそりと青春を送っておりました。
そんな暗くてマイナーであったサブカルチャー(あくまで個人の感想です)がいつしか堂々とメインストリームの俎上で活躍するようになると、地味タウン文京区でひっそりと隠棲しているわたしのような者にも「ほら、サブカル、怖くないよ、とって食べたりしないよ」などとぼちぼち手を差し伸べてくるのです。そんなわけでここ数年阿波踊りだ、大道芸だ、フェスだと高円寺を訪れる機会が多くなりました。
今年は街歩き企画にぼくの友人たちが関わっていたのでその縁もあって高円寺フェスに参加して参りました。
道の設計が区ごとで違うと、たとえばこの区境のように、奥の中野区と手前の杉並区とで道の幅が異なっていたりします。それをしみじみ堪能しつつ高円寺街歩きを楽しむ私たち。
青梅街道の歩道上にあった土地の高低を測量するための基標。一度やってみたかった「特別の許可を得て開けております」を初めて実践して興奮ひとしきり。
散歩のあとはモデルのはなさんをゲストに、引率者による観光まちづくりシンポジウム。はなさんの左にいるのが「暗渠マニアック」(柏書房)の共著者吉村生さん。ブラタモリなどによる地形や遺構に対する関心の高まりのせいか会場は大盛況でありました。
会場をあとにすると高円寺駅を中心にフェススペースが広がっています。
北口では女子プロレスラーがマット狭しと戦いを繰り広げ、
南口には自宅警備員やどこをどうとってもゆるキャラと呼べないようなトマトがいたり、ジャズを演奏していたり、いや、遅れてきたサブカル人生、高円寺楽しいですな。
棒ノ嶺ハイキング
そんなわけで休日を家で過ごすと死んでしまう呪いをかけられた坂本です。
そういう身でありますから好むと好まざるに関わらず、必然的に休日はどこかお出かけをしなくてはなりません。ここではそんなわたしの休日寄り道日記を綴っていきたいと思います。
第一回である今回の寄り道先は棒ノ嶺。池袋から500円もかからず行ける飯能は東京に住む人間にとって手軽な登山のベース。飯能からバスに乗り、深まる緑、輝く川面など車窓の景色を楽しみながら45分、今回の登山はここ「さわらびの湯」から始まります。
棒ノ嶺は標高1000mにも満たない低山ですが、沢を登り、
滝を歩き、
鎖場をよじ登り、登山の楽しみ満載です。
頂上着。標高969m。
もとのさわらびの湯まで戻ると満開の十月桜がお出迎えしてくれます。
温泉にのんびり浸かって本日の寄り道終了。12月は雪が積もることもありますので、秋までの登山がお勧めです。
DATA:西武池袋線飯能駅から国際興業バス[飯02-02]さわらびの湯経由名栗車庫行「さわらびの湯」下車