いつか・・・

昨日私は、大たい骨骨折で手術を受けた父親を病院に見舞った。

「手術も順調だった。傷口もきれいだそうだ。」父親が安堵した表情で話す。

若干太ったように思えたのは、食事をしっかりしているせいだろう。まだ少し痛みが残っているという。リハビリも始まっているが、まだ元通りに動けるわけではない。

近々、退院後の生活の仕方に向けて、ケアマネジャーさんたちと、話し合うことになろうだろうと思いながら、病院を私は後にした。

病室の隣のベットでは、肺炎で入院している寝たきりのお年寄りの姿があった。

いつか父親も、寝たきりになることもそろそろ想定しなければと思った。