訪問リハビリテーションを担当している作業療法士です。
作業療法では、リハビリテーションの場面で作業活動(*)を用いることがあります。
*作業療法では、作業活動の定義を日常生活の諸動作や作業、仕事・生産的活動、余暇活動・遊びなどとしています。
下の写真は、ある患者さま(80代の女性)の作業活動の場面です。
これは、『エコクラフト』と言われるもので、素材は牛乳パックなどの再生紙です。平たい紐状のテープを編み込んでバスケットや小物入れ等を作成します。
もっと硬い材料の籐を使って『籐細工』を行うこともありますが、この方の場合は、手先の力が弱く、関節の変形もあるため、柔らかい素材でできているエコクラフトを選びました。
作成するのに細かい手先の動きや両手を使う動作が必要となります。また、座って作業することで体力をつけたり、集中したり、手指の力をつけることなどいろいろなことが目的になります。
さて、いったい何が完成するのでしょうか?
最近、作成を開始したばかりなので、続きはまた次回ご紹介したいと思います。
完成が楽しみです♪
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