銃後の守り。

アシスタント斉藤です。ご高齢の方ならタイトルの「銃後の守り」の意味はおわかりかと思います。元々は70年前の悲劇から出来た言葉ですが・・・

「最前線などで直接戦闘に関わるのではなく、前線の人々が消費する物資・資源・情報を供給し、間接的に前線を支援する人々、または考え方。」とあります。

不注意で左手首を折り、1ヵ月ほど内勤業務に甘んじておりましたが、その間に目にした事務の方々の仕事ぶりには心底、驚かされてしまいました。まず、その電話の量の多いこと!そしてまたそれをワンコールで次々と受け、処理していく素早さ!さらにはかなりの量のFAXの送受信や必要書類のコピー、宅配関係の受け取り、そして本来のそれぞれが受け持っているであろう業務がそれらに加わるのです。みんな事務所の中を行ったり来たり大忙しです。

お昼も机に向かったままコンビニの食事を簡単に済ませ、すぐまた業務に戻る方も多く見受けられました。そして私が思い浮かんだ言葉が「銃後の守り」だったのです。

今まであまり感じえなかったのですが、こういった後方支援なくしてクリニックの業務は成り立たないということを実感致しました。事務の皆さん、いつも本当にありがとうございます。これからもご迷惑を掛けぬよう努力します。この1ヵ月の内勤業務もこのような再発見があり、決して無駄ではなかったのではと思っております。