フォトロゲイニング寄居2016

チェックポイントと得点が書き込まれた地図

チェックポイントと得点が書き込まれた地図

フォトロゲイニング寄居2016に参加してきました。ロゲイニングとは、配布された地図をもとに自然の中を縦横無尽に走り回るチーム競技で、制限時間内に設置されたチェックポイントを回って得点を競います。決められたチェックポイントを順番通りまわってタイムを競うオリエンテーリングと違って、どのチェックポイントをどんな順番で回るかは自由。チェックポイントは優勝者でも全部回りきれないほど数多く設定されているので、どのポイントに行き、どのポイントを捨てるか、それも重要な要素となります。また難易度に応じて1~200点までそれぞれ違うポイントが設定されているので、ポイントの取捨選択やルートの設定などの戦略、そして実際、自然の中を走り、登り、下り、時には道なき道を進む体力、気力、地図読みの経験なども問われる総合競技であります。チームは通常2人から5人。全員で同一行動をとり、チェックポイントでは撮影者を除いた全員の写真撮影を行います(これがチェックポイントの証しになります)。

思い思いの格好でスタート待っています

思い思いの格好でスタート待っています

「それではスタートです!」

マラソンなどの競技ではオフィシャルのその声に一斉に同じルートを走り出すのですが、ロゲイニングはルートが自由ですから、その声が聞こえた瞬間蛛の子を散らすようにあちらこちら分かれていきます。

名所めぐり、ジョギング、登山、いろんな要素が詰め込まれたフォトロゲイニング、まずは北条氏邦の墓所を目指して走ります。目的地のお寺に着いたものの、お墓が見当たりません。写真は寺ではなくお墓の前で撮らなければなりません。なるほど、これはまた撮影という別要素が加わるわけだ、などと感心しながら痛恨のタイムロス。

上流の荒川はこんなにもきれい

上流の荒川はこんなにもきれい

そんな風にてんてこ舞いの初フォトロゲイニングでしたが、大好きな荒川は美しかったし、思いもかけず秩父鉄道のSLに出会えたり、レース後のビールが最高においしかったり、次の大会があったらまた参加したくなる体験でありました。

1日1往復秩父鉄道をSLが走ります

1日1往復秩父鉄道をSLが走ります

結果は16.01km歩き回って、3時間コース出場41チームの真ん中順位。まあ、最初はそんなもんでしょう。