犬の名前は・・・

患者さんの中には犬や猫を飼ってる方が結構いらっしゃいます。その名前も色々です。「マロン」「ショコラ」「ゴン太」「ミーちゃん」等々、割とよく聞く名前もあれば「アーサー」「サントス」など面白い名前のわんこもおります。昨年亡くなった私の愛犬は「キリ」でした。かつてはあきる野市の石切り場で飼われていたので「イシ」にしようかと思いましたが、子供たちの猛反対に遭い「キリ」にしました。

私の友人に父上が地震関係の仕事をしている人がいます。地震の縦揺れを「P波」横揺れを「S波」と言うそうですが、その家の2頭のラブラドールは「ピーハ」と「エスハ」という名です。さらにさらに!札幌の私の叔父が飼っているカラフト犬はなんと「理事長」といいます。なんでも区の役員の理事長になった時に貰ったのでその名にしたそうで・・。「こらっ!リジチョウ!またそんなとこにオシッコして!」「待てといっているだろう!リジチョウ!」などなど。アッ!犬の事ですよ、犬の。あー、ビックリ・・・。

いずれはまた犬を飼いたいなあと思っております。インパクトのある、それでいて可愛らしいお薦めの名前があったら教えて下さい。考えるだけでも楽しいですね。

アシスタント「S」

 

 

犬の十戒

「もう、見てはいられない。」「私はここに居たくない。」と言わず、私が旅立つまでどうか一緒に居てください。あなたに寄り添っていると私はうんと安らかでいられるのです。あなたを愛しているのですから。

ノルウェーのブリーダーが世界に広めている「犬の十戒」、その10の言葉です。1年前に16年、共に暮らした愛犬が年老いて亡くなりました。幸い、苦しむ事もなく眠るように旅立ちました。動物愛護センターで殺処分を待つ、その目にビビッと何かを感じ、引き取ってからの日々は楽しい事だけでもなく、様々な苦労やハプニングの連続でした。最後はガリガリに痩せて全盛時の見る影もなく小さくなってしまいましたが、見事に「生き切った!」犬でした。(ピーク時は12kgの雑種)

患者さまのお宅にも犬や猫がいる場合が多々あり、その度に愛犬を思い出してしまいます。どの犬も猫も冒頭の文章のように最期まで生き切って欲しいと思うと同時に、これは人間にもあてはまるのでは?とも感じました。親、妻、子供たち。順番は変わる事もあるでしょうが、共に暮らす家族として自分自身もしっかり「生き切り」そして家族はそれを「見届ける」。

今、亡くなった愛犬「キリ」から教えてもらった事を今一度、胸に刻みつつ、在宅診療のスタッフとして仕事に励みたいと思います。

アシスタント・「S」

アシスタントの一日(5)

DSCN0271 DSCN0269 DSCN0272 DSCN0268私たちの仕事は、訪問診療に同行して診療の補助をするだけでなく、その他にも色々な業務があります。その中の一つが患者様の送迎サービスです。その送迎サービスに威力を発揮する車両が先日ようやく納車されました。ラクティスという名の福祉車両です。

以前は、訪問診療に使用する車を併用していましたが、車椅子を利用している患者様などへは非常に不便をおかけしていました。これからはこのラクティスを使うと車椅子に乗ったまま車へ乗降できるようになり非常に便利になります。この車を使って送迎の幅をどんどん広げて、多くの方々に利用して頂けたらと思っています。曜日や時間帯によってご利用が出来ない場合もありますが、ご利用を希望される方はまずは外来受付までお問い合わせください。

銃後の守り。

アシスタント斉藤です。ご高齢の方ならタイトルの「銃後の守り」の意味はおわかりかと思います。元々は70年前の悲劇から出来た言葉ですが・・・

「最前線などで直接戦闘に関わるのではなく、前線の人々が消費する物資・資源・情報を供給し、間接的に前線を支援する人々、または考え方。」とあります。

不注意で左手首を折り、1ヵ月ほど内勤業務に甘んじておりましたが、その間に目にした事務の方々の仕事ぶりには心底、驚かされてしまいました。まず、その電話の量の多いこと!そしてまたそれをワンコールで次々と受け、処理していく素早さ!さらにはかなりの量のFAXの送受信や必要書類のコピー、宅配関係の受け取り、そして本来のそれぞれが受け持っているであろう業務がそれらに加わるのです。みんな事務所の中を行ったり来たり大忙しです。

お昼も机に向かったままコンビニの食事を簡単に済ませ、すぐまた業務に戻る方も多く見受けられました。そして私が思い浮かんだ言葉が「銃後の守り」だったのです。

今まであまり感じえなかったのですが、こういった後方支援なくしてクリニックの業務は成り立たないということを実感致しました。事務の皆さん、いつも本当にありがとうございます。これからもご迷惑を掛けぬよう努力します。この1ヵ月の内勤業務もこのような再発見があり、決して無駄ではなかったのではと思っております。