互助グループ

今日外来に30台の男性と40代の男性と60代の男性3人グループが来てくれた。

3人ともインフルエンザワクチンの接種希望で来院されたが、3人の男性が連れ立ってワクチン接種に訪れることは珍しい。

不思議に思って尋ねてみた。

「どういうお知り合いなのですか?」

「共同生活しています。」

「仲良しなのですね。」

「えぇ。でもそれだけではありません。私たちは薬物やアルコール依存者で、そこから離脱するための共同生活をしているんです。」

みなさん顔は温厚で、普通の紳士たちだ。

単にインフルエンザワクチン接種のためだけの触れ合いではあったけど、様々な人が助け合いながら、頑張りあいながら、生活しているのに触れることができて、私はとても幸せな気分になった。