秋はいずこへ

酉の市も終わり、東京で初雪が観測されるなど、あっという間に冬に突入といった感じでしょうか。

そんな中、早くももう季節はずれ?になってしまうんでしょうか、ちょっと巻き戻ってこの話題を…

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つい先日、紅葉を観に埼玉県秩父市にある中津峡という所へ行ってきました。

 

この日は、東京から車で中央自動車道をひた走り勝沼ICへ。そこから果実園が並ぶ通称“フルーツライン”を通り、甲府盆地を眺めながら中津峡がある秩父多摩甲斐国立公園へと入っていきました。

 フルーツラインからの甲府盆地

中津峡に入り峠道をしばらく行くと、途中に“しし汁”の看板を発見。どんな所か覗いてみると、看板のしし汁をはじめ、きりたんぽや鮎の塩焼き、焼き椎茸などが売られており、囲炉裏を囲んで食べることができます。さっそくしし汁を注文。猪とはいっても想像より肉の存在感はあまりなく、食べやすく体が温まります。

しし汁屋さん。紅葉の時期の期間限定のお店らしい。いのししがお出迎え

 

囲炉裏がいい雰囲気だしてます。

中津峡は長さ約10kmにもおよぶ渓谷で、迫力のある断崖の間を中津川が流れています。中津峡自体は、この頃は紅葉の見頃からはまだちょっと早いといった印象でしたが、ところどころ色づいた山の景色と青空がマッチして、これはこれで素晴らしかったです。

中津峡

 

 

帰りがけに秩父方面へむかう途中、秩父鉄道の三峰口駅に寄ってみると、そこにはSLがちょうど折り返しのため停車していました。土日を中心に11往復(冬季は年末年始以外はお休み。詳しくは秩父鉄道ホームページをご参照ください。)、熊谷と三峰口を結んでおり、秩父や長瀞も通っています。発車までの間、点検などの様子も間近で見ることができ、子供も大人も大興奮でした。今度は実際にSLに乗ってみたいと思います。

image (8)image (9)蒸気が大迫力!