選択肢の数と幸福度

最近「選択肢が増えると幸福度は下がる」という学説をふと思い出しました。(”選択のパラドックス”と言います)

「選ばなかった選択が後悔を生む」からだそうですが、

確かに「これじゃなくてあっちにしておけば良かった…」と思うこと、よくあります。選択肢が増えると、その後悔の種も多くなるというわけです。(他にも理由が挙げられていますが、興味のある方は”選択のパラドックス”で検索してみてください)

最近、携帯電話の契約を大手キャリアから格安のものに乗り換えた時に、選択肢が15もあって決めるまでに結局かなり時間がかかってしまい、決めた後は達成感と言うよりは疲労が残り…ということがあり、「選択肢が多いのも考えものだわ」と前述の”選択のパラドックス”を思い出した次第です。

生活の中で日々小さなことから大きなことまで選択の連続ですが、選択肢を調整するための方法と心の持ち方としてのアドバイスとして私が見つけたのは・・・

①具体的な数字を決めて、選択肢を狭める

例えば「お店をまわる時は3軒まで」など具体的な数字で選択肢を狭めてみる。

②自分の基準を持つ

基準はシンプルに、一番大切な条件を満たせば良しとする

③「必ず後悔する」ことを受け入れて選択を楽しむ

選択肢が多くて悩ましいなんて、よく考えるととても贅沢な悩みですね。

とりあえず、個人的には携帯代が安くなって満足しています。面倒くさくなってそのままにせず、選んで良かったと思う今日この頃です。

今回、リハビリとは直接関係ない内容になりましたが、何かのご参考になれば。