リハビリ小噺 ③

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。
少しだけご紹介させていただきます。

 

今日は初めてのプレミアムフライデーです。

 

プレミアムフライデーとは
政府および経団連を中心とした経済界が提唱、推進する、毎月末金曜日に普段よりも豊かな生活を推奨する個人消費喚起キャンペーン。
午後3時に仕事を終えることを奨励する働き方改革とも連携し、給与支給日直後に該当しやすい月末金曜日には、夕方を買い物や旅行などに充てることを推奨している。(出典:Wikipedia)

だそうです。
午後3時終業…、買い物…、旅行…、私にはあまり縁がないキャンペーンかと思われます。

リハビリで訪問させていただく利用者さんらは「高度経済成長期」「モーレツ時代」「バブル景気」などを生き抜かれた方々。
たくさん働いて、たくさん遊んだ経験をお持ちの方も多くいらっしゃいます。
カラオケ、ゴルフ、麻雀、パチンコそしてお酒…。
Cさんもそんなお一人です。

 

Cさんの奥様「プレミアムフライデーだそうですけど、どうされるんですか?」
「僕らの仕事は全然関係ない感じですね。」
Cさん「プレミアム?なにそれ?」
「金曜日は仕事を早上がりして飲みに行ったり、遊びなさいって、国が勧めてるんですって。国がですよ。」
Cさんの奥様「お父さんなんか誰に頼まれなくても、毎日毎日遊びに行ってましたよね。」
Cさん「そうね。プレミアムエブリデイだよな。ハッハッハ。」

 
ややうらやまし(★★★★☆星4つ)