スイッチでコミュニケーション

先日、『意思伝達装置』に関する研修会に参加してきました。

意思伝達装置とは、身体の残された機能を使ってスイッチを操作し、自分の思いを伝える機器の総称です。

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主に筋萎縮性側索硬化症などの難病によって、話すことができず自分の意思を伝えること難しい状態の方が使われています。

難病による症状進行に伴い、口の動きが悪くなり、思うように話せなくなったりします。また、手足も少しずつ動かせなくなってきます。

そこで、さまざまなスイッチを用いて意思伝達装置を操作し、コミュニケーションを取ります。

意思伝達装置には、「伝の心」「トーキングエイド」「レッツ・チャット」等があり、日々最新の機器が開発されています。

伝の心

伝の心 http://www.hke.jp/products/dennosin/denindex.htm

トーキングエイド

トーキングエイド http://www.talkingaid.net/products

レッツ・チャット

レッツ・チャット http://sumai.panasonic.jp/agefree/products/communication/letschat/

障害を持っていても、コミュニケーションが取れることで日常生活や社会参加に向けて活動範囲が広がっていく可能性があります。

上手くスイッチを使い、コミュニケーションを図ることで本人の可能性を広げ、生活の質を高められるよう支援していきたいと改めて思いました。

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