夕暮れが早くなると

今日で11月も終わりです。私は訪問のリハスタッフなので、外に出ていると午後3時だいにはガクッと気温がさがるなと実感いたします。

また利用者さんからは、「もう今年も終わっちゃうよ。いやね~」とか、「暗くなるのが早いとなんだか寂しい気分になるわね」(いずれも女性)などの会話がよく聞かれます。

確かに私個人としても外を移動していて、夕暮れが早くなると「なんだか寂しい気持ちになる・・・」確かにそうだなと思います。

これにはちゃんと訳があるようで、「日照時間が短さによってセロトニンが普段より分泌されにくくなっている」のが原因の1つとのこと。

セロトニン?

人によってはこの物質の名前は聞いたことがある方もいるかもしれませんが、

セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっているそうで、これが不足すると脳機能や心のバランスを保つことが難しくなるとのこと。

じゃあこのセロトニン、どうやって増やすのか

1つは、太陽の光を浴びること(1日に20~30分くらいが目安)

もう1つは、ウォーキングなどのリズム運動をすること(よく噛んで食事することもリズム運動に含まれるそう)

要は、外に出て運動しましょう!ということになるんでしょうか。

これからさらに寒くなってくる中で、ついつい家にとじこもりがちな方も増えてくることと思いますが、意識して日光浴や運動をしてみてはいかがでしょうか。

(高)