ルイ・ヴィトン 「VOLEZ VOGUEZ VOYAGEZ」

紀尾井町の特設会場

紀尾井町の特設会場

去年の12月パリのグラン・パレで開催され2月に閉幕したルイ・ヴィトンの回顧展「Volez, Voguez, Voyagez-飛べ、漕げ、旅に出よ-」が日本に巡回してきました。

9部構成で行われたパリでの回顧展に加え、「インスピレーションの国、日本」という一室が加わり日本では10部構成の回顧展となりました。特に第4部「旅の創造」は、さまざまな旅にヴィトンがどう関わっていったか、大変興味深い展示でありました。

ブローニュの森までドライヴするヴィトン。右の丸い入れ物はタイヤ入れ。

「車」編。ブローニュの森までドライヴするヴィトン。右の丸い入れ物はタイヤ入れ。

空飛ぶヴィトン Volez!

空飛ぶヴィトン Volez!

新旧スチーマーズバッグ揃い踏み

新旧スチーマーズバッグ揃い踏み

列車旅行でのヴィトン。

列車旅行でのヴィトン。

こうした車、飛行機、船、列車といった近代的な旅に深く関わりつつ、ヴィトンはそのブランドイメージを確立していきます。

それでは旅とは別のちょっと面白いヴィトンをいくつかご紹介。

作家用トランク。タイプライターと蔵書が入ります。

作家用トランク。タイプライターと蔵書が入ります。

左は旅行用の靴入れ。30足入ります。

左は旅行用の靴入れ。30足入ります。

なんと手術用具入れのトランク。

なんと手術用具入れのトランク。うちのクリニックにもひとつどうでしょうか。

日本独自の第10部。

和とも親和性が高い

和とも親和性が高い

近代ブルジョワジーの旅の変遷とヴィトンとの関わりなど大変興味深い展示であります。

紀尾井町の特設会場で6月19日まで。

ご入場希望の方はヴィトンのサイトから日時予約をされるとスムーズに入場できるかと思います。

 

王子のアジサイ

自転車で遠出する計画をたてていた日曜日。朝起きたらざんざんの雨。休日の雨は部屋の片づけをしろというサインだと前向きに受け止めて、散らかってるものを片付けて、掃除機をかけます。

お昼前に雨があがったらもういてもたってもいられず、掃除機を放り投げ、カメラ片手に表に飛び出します。もう時間的に遠くには行けないので、久しぶりに都電に乗って王子へアジサイ見物に出かけました。満開にはまだちょっと早い時期でしたが、逆にかわいく可憐な姿を目にすることができてラッキーでありました。

 

飛鳥山に登るモノレール。料金無料で子どもからお年寄りまで重宝してます

飛鳥山に登るモノレール「アスカルゴ」。料金無料で子どもからお年寄りまで重宝してます

飛鳥山とJRの線路との間の小路はちょっとしたアジサイ道

飛鳥山とJRの線路との間の小路はちょっとしたアジサイ道

狭い小路には結構な人出があって、割と人気のスポットになっています。そんな人たちに混ざってぼくも写真を撮ります。

可憐な花です

可憐な花です

両方が入り乱れて咲いています

ガクアジサイ、アジサイ、両方が入り乱れて咲いています

近くに寄るとこれまたかわいい

近くに寄るとこれまたかわいい

今を盛りに咲き誇るアジサイもきれいだけれど、こうしたアジサイもかわいい

今を盛りに咲き誇るアジサイもきれいだけれど、こうしたアジサイもかわいい

午前中降った雨がアジサイを彩ります

午前中降った雨がアジサイを彩ります

多くの人がアジサイにカメラや携帯電話を向けていました

多くの人がアジサイにカメラや携帯電話を向けていました

アジサイには雨が似合います

アジサイには雨が似合います

アジサイというと鎌倉の明月院などが有名ですが、のんびり見物できる近所のアジサイもまたいいものです。

丹沢登山

金曜日70リットルのリュックにテント用のマットを担いで出勤したときと、土曜日朝当直明けてその荷物を背負って退勤するとき、ぼくの空耳でなければ職場の人たちから思わず笑い声がこぼれたようでした。そんな職場の笑いもの、坂本です。

今回は丹沢大山フリーきっぷB(新宿~渋沢間の小田急線往復、エリア内のバス乗り放題で2日間有効)¥1,530を使って丹沢を楽しんできました。

普段は早起きして始発電車に乗って登山をすることが多いのですが、今日は当直明け、朝の申し送りが終わるのがだいたい9時。それから新宿に出て小田急線に乗るわけで、明らかに遅い出だしになってしまいました。しかし、なぜわざわざ70リットルという大きなリュックを背負って笑いものになったか、それはそのリュックの中にテントと寝袋が入っており、そう、現地で一泊して翌日早朝から山に登るためだったのです。

新宿で大好きな東松照明の写真展(翌日が最終日)を見たり、お昼ごはんを食べたりしながらのろのろとテント場に着いたのが午後3時。遅い到着ですが、でも、もうあとは夕飯食べて寝ることしかやることがありません。

インスタント中心でもキャンプ場で食べるとだいたいおいしい

インスタント中心でもキャンプ場で食べるとだいたいおいしい

夕飯食べて日も落ちた午後7時、早くも隣のテントからいびきが聞こえてきました。ほんとに食べることと寝ること以外にやることがありません。前夜が当直でほとんど一睡もできなかったぼくもすうっと寝入ってしまいます。午前1時ころなんとなく目が覚めてあたりを散歩。美しい秦野市の夜景や星空を堪能します。

眼下に広がる秦野市の夜景、頭上に広がる星空も素敵でした。

眼下に広がる秦野市の夜景、頭上に広がる星空も素敵でした。

翌朝はテントと寝袋をそこに残したまま、日の出前から登山開始。途中昇る朝日を楽しみ、大倉尾根(通称バカ尾根)をダラダラと登って金冷シへ。ここを右に曲がって塔ノ岳(標高1491m)へ。

塔ノ岳に向かう途中太陽がのぼりました。

塔ノ岳に向かう途中太陽がのぼりました。

もと来た道を引き返し、今度は金冷シを反対側に鍋割山(標高1272m)へ。山頂にある鍋割山荘は鍋焼きうどんが名物。山荘には丹沢記録としてここのご主人が109kgの荷物を背負った写真が飾られていますが、この鍋焼きうどんの材料も全部手上げしたものです。

鍋割山荘名物鍋焼きうどん。材料は全部ふもとから担いで上げてきます。

鍋割山荘名物鍋焼きうどん。材料は全部ふもとから担いで上げてきます。

塔ノ岳、鍋割山と両方登って時間は朝の9時前。のんびり楽しめた登山でありました。

この日は天気よくまた朝が早かったので富士山もくっきり

この日は天気よくまた朝が早かったので富士山もくっきり

フォトロゲイニング寄居2016

チェックポイントと得点が書き込まれた地図

チェックポイントと得点が書き込まれた地図

フォトロゲイニング寄居2016に参加してきました。ロゲイニングとは、配布された地図をもとに自然の中を縦横無尽に走り回るチーム競技で、制限時間内に設置されたチェックポイントを回って得点を競います。決められたチェックポイントを順番通りまわってタイムを競うオリエンテーリングと違って、どのチェックポイントをどんな順番で回るかは自由。チェックポイントは優勝者でも全部回りきれないほど数多く設定されているので、どのポイントに行き、どのポイントを捨てるか、それも重要な要素となります。また難易度に応じて1~200点までそれぞれ違うポイントが設定されているので、ポイントの取捨選択やルートの設定などの戦略、そして実際、自然の中を走り、登り、下り、時には道なき道を進む体力、気力、地図読みの経験なども問われる総合競技であります。チームは通常2人から5人。全員で同一行動をとり、チェックポイントでは撮影者を除いた全員の写真撮影を行います(これがチェックポイントの証しになります)。

思い思いの格好でスタート待っています

思い思いの格好でスタート待っています

「それではスタートです!」

マラソンなどの競技ではオフィシャルのその声に一斉に同じルートを走り出すのですが、ロゲイニングはルートが自由ですから、その声が聞こえた瞬間蛛の子を散らすようにあちらこちら分かれていきます。

名所めぐり、ジョギング、登山、いろんな要素が詰め込まれたフォトロゲイニング、まずは北条氏邦の墓所を目指して走ります。目的地のお寺に着いたものの、お墓が見当たりません。写真は寺ではなくお墓の前で撮らなければなりません。なるほど、これはまた撮影という別要素が加わるわけだ、などと感心しながら痛恨のタイムロス。

上流の荒川はこんなにもきれい

上流の荒川はこんなにもきれい

そんな風にてんてこ舞いの初フォトロゲイニングでしたが、大好きな荒川は美しかったし、思いもかけず秩父鉄道のSLに出会えたり、レース後のビールが最高においしかったり、次の大会があったらまた参加したくなる体験でありました。

1日1往復秩父鉄道をSLが走ります

1日1往復秩父鉄道をSLが走ります

結果は16.01km歩き回って、3時間コース出場41チームの真ん中順位。まあ、最初はそんなもんでしょう。