総合医療相談室のしごと

こんにちは♪

ヒロクリニックには総合医療相談室があります。私はこの部署で働く一人です。この部署では様々な相談や対応をしています。今回は、この総合医療相談室での働きをちょこっと紹介致します。

 まずは、電話による訪問診療依頼の相談です。この連絡は様々なところからきます。1つは病院の医療連携室や看護相談室といった、各病院における地域連携場所からの連絡です。現在、病院に入院している患者さまのことで、これから退院して在宅に帰った後、通院困難な状況にあるため、訪問診療を希望しているといった場合の相談です。また病院の外来診療している方が、訪問診療に移行する場合の相談もあります。

次にケアマネジャーの方からの相談です。様々な状況での相談があります。現在、病院に入院している方がこれから退院してくる際に訪問診療の必要な状況の場合や、現在、自宅療養中であるものの、これまで通院できていたのに通院困難となってしまったため、訪問診療が必要になった場合などです。

3つ目はご家族関係者からの連絡です。ご家族がいろいろと情報を調べた結果、当院に直接的に相談を頂くことがあります。

他にも依頼先は、区役所や地域包括支援センター、訪問看護ステーションからなどいろいろなところからあります。

 実は、ヒロクリニックの総合医療相談室のおしごとは、訪問診療の依頼だけを受けているのではありません。当院は外来診療もあるのですが、この外来診療の場でも関わりを持っています。

外来診療に関わる場合、事前に電話で相談を頂くことがよくあります。また、外来受診をした後で、医療・介護相談を必要とする方もおり、その場合は、外来診療部署から連絡が入り、すぐに外来面談室などで相談対応をすることがあります。他にも、新規にお越し頂いた外来患者さまの情報を、医師の診察前に問診し、予めカルテに取りまとめることもあります。

 他にも、総合医療相談室が対応していることがあります。ヒロクリニックには「よりそいコール」というシステムがあります。これは、夜間や休日に、困った状態となった場合、いつでも電話をしていただくことができるもの(事前登録制)ですが、この登録を希望するために相談を頂くこともあります。また、訪問看護(医療保険対応)や訪問リハビリのサービスもありますが、このスタッフがかかわっている患者さまのことで相談対応につながることがあります。この場合は、ケアマネジャーやサービス機関と連携をし、調整することがよくあります。さらに、ヒロクリニックには外来リハビリもありますが、通院で外来リハビリに来られた方で、要介護認定申請が必要な方がいた場合は、地域包括支援センターにつないでいくこともあります。

総合医療相談室は相談を受けるばかりではありません。退院前カンファレンスに医師と共に同行したり、また、サービス担当者会議に医師と共に出席するなど、あらゆる動き方をしています。

ちょこっとということで総合医療相談室の紹介をしてきました。他にもいろいろやっていますが・・今回は文字数の限界でここまでとなります!

これからも、困ったことがありましたら、お気軽に、いつでもご相談いただければと思います。