リハビリ小噺②

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。

少しだけご紹介させていただきます。

 

リハビリでは床上(しょうじょう)動作、起居(ききょ)動作といった言葉が使われます。

簡単に言えばベッド上で寝がえりをしたり、起き上がったりすることです。

基本的な動作としてリハビリの中ではとても重要視されています。

 

寝がえりを練習に取り入れているBさん。

右にも左にもスムースに寝がえりができるようになっていただきたいと思ってます。

 

私  「寝がえり練習をしましょう。まずは右に向きましょう。」

Bさん 「右?こっちか?」

私  「あっ、反対です。こっちですね。」

Bさん 「えっ、そうか、こっちか。右とか左とか急に言われてもわかんなくなっちゃうよね。」

私  「あー、じゃあ、壁ぎわに寝がえりうってください(って、ジュリーかっ!)。」

 

やや古(ふる)(★★☆☆☆星2つ)

リハビリ小噺

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。

少しだけご紹介させていただきます。

 

足元が少し不安定なAさん。リハビリでは家の中を歩く練習をしています。

基本はつたい歩き。

でも、頑張り屋のAさんは、何もつかまらないで歩こうとされます。

 

私  「さあ、歩いてみましょう。」

Aさん 「よっ、おっ。ちょっとフラフラします。何かにつかまって歩いてもいいんですか?」

私  「もちろんですよ。つかまっちゃいけないのは警察だけですよ。」

Aさん 「あら、そうだわね。ハッハッハ。」

 

ややうけ(★★★☆☆星3つ)