言語聴覚士です!

言語聴覚士(ST)は、病気や交通事故などの後遺症による、失語症や高次脳機能障害、構音障害といった、ことばや聞こえなどのコミュニケーションにお悩みの方や、食べ物を食べる、飲み込むといった摂食・嚥下に問題をお持ちの方に対し、専門的な検査および評価を実施し、心身機能の回復・維持を図るリハビリを行う専門職です。

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リハビリ

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訪問STは、STによるリハりビリを受けたくても通院ができない、近隣に専門施設がないといった方や、ことばが思うように話すことができない為に外に出ることが苦手である、摂食・嚥下障害の為、ご自宅のお食事に困っているといった方へ、セラピストがご自宅へお伺いし、ご本人、ご家族のご希望に沿ったリハビリプランを立案し、必要に応じ、検査・治療・支援・援助をご自宅で行います。

実際の生活場面でリハビリテーションを実施するため、ご本人にとって身近なものや興味関心のあるものを使用して言語訓練を行ったり、あるいは日常的な困りごとについて具体的な援助方法をご家族に提案したりといったことが可能です。

      ST 嚥下           ST 失語訓練

訪問STはまだまだ数が少なく、また認知度も高いとは言えない状況があります。

今後ブログを通して訪問STのリハビリについて少しづつご紹介していきたいと思います。

はじめまして作業療法士です。

はじめまして、私は今年の4月から訪問リハビリテーションを担当している作業療法士です。

理学療法の説明に続いて、今回はリハビリテーションの一つである作業療法について少しずつお伝えしていきたいと思います。

 

作業療法とは?

「身体または精神に障害のある者、又はそれが予測される者に対してその主体的な生活の獲得を図るため,諸機能の回復・維持開発を促す作業活動を用いて行う治療,訓練,指導および援助(日本作業療法士協会の定義より)」とされています 。

お箸

作業療法では、小児から高齢者まで心や身体に障がいを持たれた方を対象とし、対象となる方が生活をする上で「困っていること、または困難さを感じている事柄でやってみたい、もっとうまくできるようになりたいと思うこと」などに対して、さまざまな作業活動(例えば、お箸を使って食べられるようになる練習や衣服・靴の着脱をする練習、調理や掃除などの家事の練習、買い物など外に出る練習など)を通してその人らしい生活が送れるように支援していきます。

調理

作業療法士は心と身体のリハビリテーションの専門家です。

よろしくお願い致します。

イラスト:OTナガミネのリハビリイラスト集より

理学療法とは?


リハビリテーションには、理学療法、作業療法、言語療法の3つの種類があります。

 主治医が、患者様の状態に合わせて理学療法士か作業療法士、言語聴覚士にリハビリの依頼をかけます。

ここでは理学療法の説reha1明をします。

理学療法とは・・
日常生活に必要な動作(起きる、座る、立つ、歩く等)を回復させたり、動きをよくするために運動療法や物理療法を行います。
どんな人が対象なの?
病気、けがはもとより、高齢や手術により体力低下された方。
また高齢者の障害予防対策や
スポーツ分野でのパフォーマンス向上目的で介入したりもします。
~とあるセラピストの考え~
リハビリテーションを行う上で大切なのは、患者様の言葉に耳を傾け、なにが原因で問題が生じているか考えアプローチすることです。
例えば、膝が痛いから筋力をつけるだけでは解決できないかもしれません。
腰・股関節、足関節が歪んでいて、結果的に膝にストレスが生じ痛みが出ているかもしれません。
お家で例えると、あまもり
お家が雨漏りしているのにバケツを置いて雨をしのぐ。
これはその場しのぎでしかありません。
根本的な屋根を見直さなければいつまで経っても雨漏りをします。
時には屋根を見直すだけでは直らないかもしれません。
家自体が歪んでいて大規模な工事が必要であったりするかもしれません。(手術)
工事が出来ない場合は補強する必要もあったりします(他の箇所を鍛えたり、メンテナンスをする。)
大規模な工事(手術)に至る前に普段から身体のメンテナンスをしていきましょう。
※障害や個人の問題により理学療法の内容は変わりますので参考までにしてください。

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最後まで読んで頂いてありがとうございました。

今回のブログは新宿ヒロクリニック”とある理学療法士”が担当しました。

訪問リハビリテーションから外来リハビリテーションへ

外来リハビリテーションを担当している理学療法士です。

私は今年の6月まで訪問リハビリテーションに従事していました。外来リハビリテーション患者さんの増加により、理学療法士の増員が必要とのことで6月末より外来リハビリテーション専従の理学療法士として業務にあたっています。

訪問リハと外来リハの違いについて思いつくままに列挙してみます。

・場所の違い:「利用者さん(患者さん)のマイホーム」と「クリニックのリハビリ室」

・移動の違い:「原動機付自転車で利用者さんのお宅へ移動(これからの季節は寒いです)」と「クリニックのリハビリ室で待っていると患者さんが来院してくれる(これからの季節寒い中みなさんいらしてくださいます)」

・リハ時間の違い:「訪問リハでは40-60分程度リハビリを実施」と「外来リハでは20分―30程度リハビリを実施」

・回数の違い:「訪問リハでは多くても週3回のリハビリを実施」と「外来リハでは多くて週5回(毎日)のリハビリを実施」

・表情の違い:「訪問リハでは利用者さん(患者さん)の表情が明るいことが多い?」と「外来リハでは初診の方は緊張した表情?、痛みに顔をしかめる表情?、慣れてくると笑顔も多い」

などなど。。。まだまだ違いについてはたくさんありそうです。

しかし、変わらないものもあります。

それは『リハビリテーション』というものをどちらも提供しているということ。

訪問だから。。。外来だから。。。

と、いうことで提供されるリハビリテーションが変わることはありません。

もちろんリハビリテーションプログラムや支援の方法は違うかもしれません。

でも、我々リハビリテーションスタッフが提供しているものは『リハビリテーション』であり、それに違いなどありません。

では、リハビリテーションってなんだ!?

と、思われる方も多いかもしれません。

きっとこのブログの後に、ヒロクリニックの別のリハスタッフが熱く『リハビリテーション』について語ってくれるブログをアップロードしてくれると思います。

 

※今月はブログ強化月間です。

 

今後も新宿ヒロクリニックをよろしくお願いします。