11月はブログ強化月間です。

外来リハビリテーションを担当している理学療法士です。

今月より改めてブログを再開していきます。

そこでリハビリテーション部門では今月をブログ強化月間としました。

今月はリハビリテーション部門の全職員がブログをアップするので是非期待してください!!

blog を再開していきます

昨年末から

放置しておりました

このblog。

人様にご覧頂く内容をと考えていると

つい筆が進まず・・・。

少しずつでも

リハビリテーションに関する情報を

記載していければと思います。

仕事納め

クリニックのリハビリテーション部門は今日12月28日が仕事納めです。

当ブログ更新も年内はこれが最後になります。

 

先日 「今年は暖かいせいか、年末という気が全くしませんねぇ。」という話をしていたところ

「気候のせいと言うより歳を取ったからじゃない?」との鋭い突っ込みを受けました。

確かに、ついこの前「あけましておめでとうございます!」と言っていた気がするのに

またお正月が来るんですから、年末気分にならないのも当たり前かもしれません。

日が経つのが年々早くなっている気がする今日この頃です。

でも、そのあっと言う間の1年を振り返ってみると、やはり色々な出来事があったなぁと

感慨深いのもまた事実です。

個人的には転職して、地元の熊本から再び東京に出てきたというのが大きな出来事でした。

(本日のブログ担当はST小田です)。

クリニックのことで言えば、6月に現在の場所に移転し、外来をオープンしたことは

大きな出来事で、変化の年だったと言えます。

 

皆さんにとっては今年1年どんな年だったでしょうか?

この時期は自然と今年を振り返りつつ、来年に向けて気持ちを新たにしていく時ですね。

来年も引き続き、よろしくお願いいたします!

最後に、ブログをご覧の皆さん、良いお年をお迎えください!!

フレイル予防法

前回のブログで「フレイル」について書きましたが、今回はその予防法についてです。

フレイルの予防法として提唱されているのは以下の6つです。

 (1)十分なたんぱく質、ビタミン、ミネラルを含む食事

 (2)ストレッチ、ウォーキングなどを定期的に行う

 (3)身体の活動量や認知機能を定期的にチェック

 (4)感染予防(ワクチン接種を含む)

 (5)手術の後は栄養やリハビリなど適切なケアを受ける

 (6)内服薬が多い人(6種類以上)は主治医と相談

(1)(2)高齢者であっても運動療法によって筋力が維持される、ということが研究で報告され

ていますが、運動によるエネルギー消費量増加分の栄養補給を行わないまま運動だけを

行うと、低栄養の進行を助長してしまうことに繋がります。しっかり栄養を取りながら定期的な

運動を行うことが重要です。特に高齢者の食事で不足しがちと言われているたんぱく質は

筋肉の元となるものなので、積極的に取るように心がけたいものです。(たんぱく質 は、肉類、

魚介類、卵類、大豆製品、乳製品に多く含まれます)

(3)認知機能や身体活動量のチェックは自分ではなかなか難しいかもしれませんが、

医療機関や周囲の人に協力をしてもらい変化に気がつきたいところです。

(4)(5)高齢者の体力がガクッと落ちるきっかけとして肺炎などがあるので、予防のために

インフルエンザや肺炎球菌などのワクチン接種を受けるのも大切です。肺炎の他、手術や

病気での入院をきっかけに体力が落ちることも多いので、その場合はリハビリなどを

しっかり行うようにしましょう。

(6)目安は6種類以上。複数の医療機関からそれぞれ薬をもらっていると、例えば睡眠作用の

ある薬が重なっていて活動が低下したりする場合もあるので、主治医に相談した方が

いい場合があります。

こうして見てみると、フレイル予防法は特別なことではないのですが

なるべく長い健康寿命を送るための参考にしていただければと思います。