異国での生活を考えるとき、食事なども大事だが、トイレや風呂などの在り方はとても大事だ。ネパールでは下水道がしっかりしていないためか、トイレットペーパーは流さないようにしている。
この写真はホテルのトイレをとったものだ。
お尻をシャワーで洗ってそのあとティッシュで拭く。そしてティッシュは横のバケツに・・・
ホテルでは、それができるが、街中や郊外ではシャワーはついていない。
浴室には風呂はなく、シャワーがあるだけである。しかも上水道がしっかりしていないせいなのか、非常にぬるいお湯しか出てこない。
街のそこかしこで、談笑している人たちに出会う。医療機関の中でも同様だ。患者さんの前では、よそ行きで神妙な顔をしている日本人の医療者とどこか違うように思えるのは、私だけだろうか?
ヒンズー教徒の火葬は川辺で行われる。薪を積み上げて、その上に遺体を乗せて火をつける。厳かな儀式だが、対岸からは普通に、談笑しながら見学している人たちがいる。
首都のカトマンズでさえ、動物がそこかしこにいる。牛・サル・鶏・そしていつも目にするのが、野犬だ。なんとなくほほえましい光景だが、縄張り争いも絶えず、人をかむこともあるという。狂犬病などのことを考えると・・・日本ではありえない光景でもある。