閑話 ~酉の市に行ってみた~

かための話が続いていたので、ここらでちょっと脱線…

 

患者さんとのリハビリ中、色々なお話を聞かせて頂きますが、先日ある患者さん宅で酉の市の話題になりました。

その方は酉の市に行くと ”キリザンショ” を買うのが楽しみだったのよと懐かしそうに話してくださいましたが、”キリザンショ”って???

どうやら甘いお餅のようなお菓子で、赤いのと白いのが一般的だけど、黒いのも混じってるお店があって、そのお店の黒いのが一番おいしい!という情報を聞き出しました。

食べる事が大好きな私、これは実物を確かめるしかない!

という事で、本日ヒロクリニックからもほど近い花園神社の酉の市へ行って参りました。

酉の市

祝日とあって物凄い人込みでしたが、人込みを掻き分け掻き分け ”キリザンショ” のお店を発見!!

”キリザンショ” って ”切山椒” だったのか!! ふんふん、風邪予防や厄除けになるのね~

切山椒

( ↑ 写真見にくくてすみません…)

でも最初に見つけた屋台には白とピンクと黄緑しかない…

諦めきれずに他の屋台を探したら、黒いのが混じってるお店を発見!!

早速購入しました~♪

切山椒2

(…写真のセンスが無くてホントすみません…。右側のビニール袋に入っているのが切山椒です…。拍子木に切ったすあまみたいな感じ?)

食べてみると、ほんのりと甘くて山椒もほんのり香ってて美味しい!!!!!

患者さんおススメの黒いのは黒砂糖味で、こちらは山椒の香りはちょっと控えめかな?

調べてみると、本来は新年にいただくお菓子のようで、酉の市やえびす講で売られることが多いそうです。

酉の市自体今まであまりご縁がありませんでしたが、こういった催し物や食べ物で季節を感じるのも良いですよね~♪

 

【オ】

言語聴覚士です!

言語聴覚士(ST)は、病気や交通事故などの後遺症による、失語症や高次脳機能障害、構音障害といった、ことばや聞こえなどのコミュニケーションにお悩みの方や、食べ物を食べる、飲み込むといった摂食・嚥下に問題をお持ちの方に対し、専門的な検査および評価を実施し、心身機能の回復・維持を図るリハビリを行う専門職です。

ST分野2STの分野 

リハビリ

ST分野3ST分野4

訪問STは、STによるリハりビリを受けたくても通院ができない、近隣に専門施設がないといった方や、ことばが思うように話すことができない為に外に出ることが苦手である、摂食・嚥下障害の為、ご自宅のお食事に困っているといった方へ、セラピストがご自宅へお伺いし、ご本人、ご家族のご希望に沿ったリハビリプランを立案し、必要に応じ、検査・治療・支援・援助をご自宅で行います。

実際の生活場面でリハビリテーションを実施するため、ご本人にとって身近なものや興味関心のあるものを使用して言語訓練を行ったり、あるいは日常的な困りごとについて具体的な援助方法をご家族に提案したりといったことが可能です。

      ST 嚥下           ST 失語訓練

訪問STはまだまだ数が少なく、また認知度も高いとは言えない状況があります。

今後ブログを通して訪問STのリハビリについて少しづつご紹介していきたいと思います。

はじめまして作業療法士です。

はじめまして、私は今年の4月から訪問リハビリテーションを担当している作業療法士です。

理学療法の説明に続いて、今回はリハビリテーションの一つである作業療法について少しずつお伝えしていきたいと思います。

 

作業療法とは?

「身体または精神に障害のある者、又はそれが予測される者に対してその主体的な生活の獲得を図るため,諸機能の回復・維持開発を促す作業活動を用いて行う治療,訓練,指導および援助(日本作業療法士協会の定義より)」とされています 。

お箸

作業療法では、小児から高齢者まで心や身体に障がいを持たれた方を対象とし、対象となる方が生活をする上で「困っていること、または困難さを感じている事柄でやってみたい、もっとうまくできるようになりたいと思うこと」などに対して、さまざまな作業活動(例えば、お箸を使って食べられるようになる練習や衣服・靴の着脱をする練習、調理や掃除などの家事の練習、買い物など外に出る練習など)を通してその人らしい生活が送れるように支援していきます。

調理

作業療法士は心と身体のリハビリテーションの専門家です。

よろしくお願い致します。

イラスト:OTナガミネのリハビリイラスト集より

理学療法とは?


リハビリテーションには、理学療法、作業療法、言語療法の3つの種類があります。

 主治医が、患者様の状態に合わせて理学療法士か作業療法士、言語聴覚士にリハビリの依頼をかけます。

ここでは理学療法の説reha1明をします。

理学療法とは・・
日常生活に必要な動作(起きる、座る、立つ、歩く等)を回復させたり、動きをよくするために運動療法や物理療法を行います。
どんな人が対象なの?
病気、けがはもとより、高齢や手術により体力低下された方。
また高齢者の障害予防対策や
スポーツ分野でのパフォーマンス向上目的で介入したりもします。
~とあるセラピストの考え~
リハビリテーションを行う上で大切なのは、患者様の言葉に耳を傾け、なにが原因で問題が生じているか考えアプローチすることです。
例えば、膝が痛いから筋力をつけるだけでは解決できないかもしれません。
腰・股関節、足関節が歪んでいて、結果的に膝にストレスが生じ痛みが出ているかもしれません。
お家で例えると、あまもり
お家が雨漏りしているのにバケツを置いて雨をしのぐ。
これはその場しのぎでしかありません。
根本的な屋根を見直さなければいつまで経っても雨漏りをします。
時には屋根を見直すだけでは直らないかもしれません。
家自体が歪んでいて大規模な工事が必要であったりするかもしれません。(手術)
工事が出来ない場合は補強する必要もあったりします(他の箇所を鍛えたり、メンテナンスをする。)
大規模な工事(手術)に至る前に普段から身体のメンテナンスをしていきましょう。
※障害や個人の問題により理学療法の内容は変わりますので参考までにしてください。

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最後まで読んで頂いてありがとうございました。

今回のブログは新宿ヒロクリニック”とある理学療法士”が担当しました。