メメント・モリ

先日、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。
言わずと知れた偉大なるロックバンド、Queenの物語です。
ボーカルのフレディ・マーキュリーはHIVに感染し、合併症により45歳の若さで亡くなっていますが、感染が分かり、自分の“死”を身近に感じた時、最期まで最高のパフォーマーとして君臨し続けることを選びました。

人間だれしもいつかは終焉の時を迎えます。
我々が訪問している患者さまにも、いつかは終焉の時が来ます。
高齢の患者さまほど、「早く迎えが来てほしい」と仰る方も多いのですが、お迎えが来る前に何か我々がお手伝い出来る事はないかなぁ…と思うのです。
“臥して死を待つ”より、少しでも笑ったり怒ったり味わったり花を見たり風を感じたり…。

“メメント・モリ”とは、ラテン語で「自分がいつか死ぬことを忘れるな」という意味の言葉だそうですが、古代ローマ時代にはそこから転じて「今を楽しめ」という趣旨で捉えられていたようです。
皆さんも今を精一杯楽しみましょう!!

【お】

夕暮れが早くなると

今日で11月も終わりです。私は訪問のリハスタッフなので、外に出ていると午後3時だいにはガクッと気温がさがるなと実感いたします。

また利用者さんからは、「もう今年も終わっちゃうよ。いやね~」とか、「暗くなるのが早いとなんだか寂しい気分になるわね」(いずれも女性)などの会話がよく聞かれます。

確かに私個人としても外を移動していて、夕暮れが早くなると「なんだか寂しい気持ちになる・・・」確かにそうだなと思います。

これにはちゃんと訳があるようで、「日照時間が短さによってセロトニンが普段より分泌されにくくなっている」のが原因の1つとのこと。

セロトニン?

人によってはこの物質の名前は聞いたことがある方もいるかもしれませんが、

セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっているそうで、これが不足すると脳機能や心のバランスを保つことが難しくなるとのこと。

じゃあこのセロトニン、どうやって増やすのか

1つは、太陽の光を浴びること(1日に20~30分くらいが目安)

もう1つは、ウォーキングなどのリズム運動をすること(よく噛んで食事することもリズム運動に含まれるそう)

要は、外に出て運動しましょう!ということになるんでしょうか。

これからさらに寒くなってくる中で、ついつい家にとじこもりがちな方も増えてくることと思いますが、意識して日光浴や運動をしてみてはいかがでしょうか。

(高)

 

喫煙と・・

こんにちは。

とある理学療法士です。

ここ数年喫煙に対して厳しく眼が向けられてますね。

そこでこの論文。

とある論文

肥満で喫煙している患者は肥満で喫煙していない患者よりも人工関節の感染症が高かったとのこと。

と患者さんに話しても止めてくれない。

患者教育は難しい。

 

寒くなると。

10月も下旬になり、寒さも厳しくなってきましたね。
皆さま、風邪などひかれてないでしょうか。

最近、首を寝違えてしまうことが多く、朝起きると首から肩ががちがちに凝ってしまいます。
首を回そうとするものなら、「あ、痛たた…」と身体ごと動かす羽目になります。

「首を寝違える」とは、いわゆる「首の捻挫」みたいなものみたいです。
急性な痛みに対しては、無理に動かさず、安静と湿布等の使用が効果的みたいです。
個人的には、がちこちに凝り固まった首から肩にかけての筋肉をマッサージしたり、温めたりすると筋肉が緩み少し楽になる気がします。
そして、痛みが落ち着いてきたら、ストレッチをすると肩こりも軽くなる気がします。

これから寒くなると身体も固まりやすくなるので、ストレッチをして柔軟な身体を目指したいものです!