スイッチでコミュニケーション

先日、『意思伝達装置』に関する研修会に参加してきました。

意思伝達装置とは、身体の残された機能を使ってスイッチを操作し、自分の思いを伝える機器の総称です。

ot029c

主に筋萎縮性側索硬化症などの難病によって、話すことができず自分の意思を伝えること難しい状態の方が使われています。

難病による症状進行に伴い、口の動きが悪くなり、思うように話せなくなったりします。また、手足も少しずつ動かせなくなってきます。

そこで、さまざまなスイッチを用いて意思伝達装置を操作し、コミュニケーションを取ります。

意思伝達装置には、「伝の心」「トーキングエイド」「レッツ・チャット」等があり、日々最新の機器が開発されています。

伝の心

伝の心 http://www.hke.jp/products/dennosin/denindex.htm

トーキングエイド

トーキングエイド http://www.talkingaid.net/products

レッツ・チャット

レッツ・チャット http://sumai.panasonic.jp/agefree/products/communication/letschat/

障害を持っていても、コミュニケーションが取れることで日常生活や社会参加に向けて活動範囲が広がっていく可能性があります。

上手くスイッチを使い、コミュニケーションを図ることで本人の可能性を広げ、生活の質を高められるよう支援していきたいと改めて思いました。

IOT

『小児の在宅リハビリ』セミナーに参加して

先日、『小児の在宅リハビリテーション 入門編』というセミナーに参加してきました。

小児のリハビリは病院や療育センター、施設等で行われることが多いですが、最近では訪問でのリハビリの依頼も増えてきているそうです。しかし、小児の経験が無い療法士も多く、受け入れが難しいという現状もあるようです。

私自身、小児のリハビリは学生時代に実習で担当させて頂いたことと資格を取得してからは、脳性麻痺のお子さんを数名担当した程度の経験しかありません。今回のセミナーは入門編ということもあり、初心に戻り学ばせてもらおうと思い、受講させてもらいました。

今回の研修会では、在宅における小児のリハビリに関する基本的な知識等の入門的な内容で、主に訪問リハでの工夫や疑問に対する考え方などを学びました。また、実際に発達に障害のある方に来て頂き、座位姿勢やコミュニケーション等のリハ場面、補装具を見させて頂きました。

ot037c

*OTナガミネのイラスト集より

小児の訪問リハでは、障害や発達レベルに合わせ、さまざまな遊びを通して、お子さんのリハビリを行うと同時に、親御さんの療育支援も行っていくことが大切だということを学びました。今後、今回学んだことを小児のリハビリに関わる際に活かしていきたいと思いました。

はじめまして作業療法士です。

はじめまして、私は今年の4月から訪問リハビリテーションを担当している作業療法士です。

理学療法の説明に続いて、今回はリハビリテーションの一つである作業療法について少しずつお伝えしていきたいと思います。

 

作業療法とは?

「身体または精神に障害のある者、又はそれが予測される者に対してその主体的な生活の獲得を図るため,諸機能の回復・維持開発を促す作業活動を用いて行う治療,訓練,指導および援助(日本作業療法士協会の定義より)」とされています 。

お箸

作業療法では、小児から高齢者まで心や身体に障がいを持たれた方を対象とし、対象となる方が生活をする上で「困っていること、または困難さを感じている事柄でやってみたい、もっとうまくできるようになりたいと思うこと」などに対して、さまざまな作業活動(例えば、お箸を使って食べられるようになる練習や衣服・靴の着脱をする練習、調理や掃除などの家事の練習、買い物など外に出る練習など)を通してその人らしい生活が送れるように支援していきます。

調理

作業療法士は心と身体のリハビリテーションの専門家です。

よろしくお願い致します。

イラスト:OTナガミネのリハビリイラスト集より