スイッチでコミュニケーション

先日、『意思伝達装置』に関する研修会に参加してきました。

意思伝達装置とは、身体の残された機能を使ってスイッチを操作し、自分の思いを伝える機器の総称です。

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主に筋萎縮性側索硬化症などの難病によって、話すことができず自分の意思を伝えること難しい状態の方が使われています。

難病による症状進行に伴い、口の動きが悪くなり、思うように話せなくなったりします。また、手足も少しずつ動かせなくなってきます。

そこで、さまざまなスイッチを用いて意思伝達装置を操作し、コミュニケーションを取ります。

意思伝達装置には、「伝の心」「トーキングエイド」「レッツ・チャット」等があり、日々最新の機器が開発されています。

伝の心

伝の心 http://www.hke.jp/products/dennosin/denindex.htm

トーキングエイド

トーキングエイド http://www.talkingaid.net/products

レッツ・チャット

レッツ・チャット http://sumai.panasonic.jp/agefree/products/communication/letschat/

障害を持っていても、コミュニケーションが取れることで日常生活や社会参加に向けて活動範囲が広がっていく可能性があります。

上手くスイッチを使い、コミュニケーションを図ることで本人の可能性を広げ、生活の質を高められるよう支援していきたいと改めて思いました。

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歩行頻度

おはようございます。

最近鍛えてます”とあるセラピスト”です。

鍛えることに関連して、患者さんに必ず聞かれる質問があります。

「一日にどれくらい歩けば足に良いんですか?」(歩行頻度と軟骨)

http://www.oarsijournal.com/article/S1063-4584(17)30925-1/abstract

systematic review and meta-analysis。

生物全般を対象にしたようです。

結果は・・・わからないそうです。

日々の運動と生活習慣が未来に影響をあたえると思います。

根性論になりますが生活習慣を気をつけましょう。

 

健康教室第二弾

本日は告知!

平成28年11月11日10時より新宿ヒロクリニックで家族みんなの健康教室第二回目が行われます。(要予約)

当日の内容は”歪みにくい痛みにくい膝づくり”です。

膝歪みチェックから予防エクササイズの方法をご紹介致します。

当日は膝まで捲れる格好お越しください。

またお席に限りがございますので、早めのご予約をお勧めいたします。

詳しくは貼付ファイルご参照下さい。

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『小児の在宅リハビリ』セミナーに参加して

先日、『小児の在宅リハビリテーション 入門編』というセミナーに参加してきました。

小児のリハビリは病院や療育センター、施設等で行われることが多いですが、最近では訪問でのリハビリの依頼も増えてきているそうです。しかし、小児の経験が無い療法士も多く、受け入れが難しいという現状もあるようです。

私自身、小児のリハビリは学生時代に実習で担当させて頂いたことと資格を取得してからは、脳性麻痺のお子さんを数名担当した程度の経験しかありません。今回のセミナーは入門編ということもあり、初心に戻り学ばせてもらおうと思い、受講させてもらいました。

今回の研修会では、在宅における小児のリハビリに関する基本的な知識等の入門的な内容で、主に訪問リハでの工夫や疑問に対する考え方などを学びました。また、実際に発達に障害のある方に来て頂き、座位姿勢やコミュニケーション等のリハ場面、補装具を見させて頂きました。

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*OTナガミネのイラスト集より

小児の訪問リハでは、障害や発達レベルに合わせ、さまざまな遊びを通して、お子さんのリハビリを行うと同時に、親御さんの療育支援も行っていくことが大切だということを学びました。今後、今回学んだことを小児のリハビリに関わる際に活かしていきたいと思いました。