“訪問リハ学会in北海道”に行ってきま~す

来月の3日~4日にかけて日本訪問リハビリテーション協会学術大会が札幌で開催されます。写真 (2017-05-15 16_59_43)

昨年末に登録した演題が採択されたので、発表と観光を兼ねて同僚と参加してきます。

ちなみに発表する内容は、“末期がんの方に対する訪問リハの現状”に関する報告です。

現在、発表に向けての資料作成、飛行機とホテルの手配、観光地の確認…と着々と準備を進めています。

個人的に北海道での発表は2回目となりますが、去年はあまり観光ができなかったので、今回は地ビール、ジンギスカン、スープカレー、ラーメン、締めのパフェと北海道を堪能してきたいと思います(^^)

発表が無事に終わり、来月には良い報告ができるよう頑張りたいと思います!

motivation

こんにちは。

とある理学療法士です。

皆様、新年度、新学期を迎えている月でしょうか?

新しい仕事や新しい勉強への取り組み、新プロジェクトなどあると思います。

色んな事への取り組みにはモチベーションが大事ですよね!?

そこで今回もとある記事を紹介→http://www.pnas.org/content/111/30/10990.abstract

・・・好きなことを突きつめよう!

がん患者リハビリ講演会にて思ったこと

私も先日、がん患者のリハビリテーション講演会へ参加してきました。

そこでは前述の通り、がんの患者さんの生存率や生存者数の向上により、リハビリの必要性も年々増えてきており、もちろん在宅でもがんのリハビリの必要性や目的について語られていました。

主な目的としては、
日常会話動作の改善
ご家族の介護負担の軽減
痛みや浮腫み、息苦しさなど症状の緩和などにならんで、
「自宅で心地よく過ごす」ことが挙げられていました。

上記の目的はがん患者さんに限ったことではなく、どの方においても共通して言えることかと思います。

中でも「自宅で心地よく過ごす」ということは、誰しもが望むことと思われますが、患者さんそれぞれによって違いや個別性があると思います。

こと重症度や介護度が高い方々においては、痛みや苦痛が取り除ければ快適であるのはもちろんですが、そのほかにも排泄ケアやトイレ動作が獲得されることで清潔が保たれたり、いつも声をかけてくれる人(ご家族や私たちサービス提供者等)がそばにいるというだけでも、その人にとっての安心や快適な生活環境ということにもなるのかもしれません。

みなさんにとって「自宅で心地よく過ごす」とはどういうことなのかを共に考え、そのお手伝いができればと改めて思いました。

(高)

日々の訪問で思うこと

訪問リハビリテーションでは、
ご病気をきっかけに、自宅の中で動くことや生活に支障をきたしてしまった方に、少しでもご自分で動作ができるように、また介護の負担が軽くなるようにとの目的で、私たちが関わることがあります。

実際には患者さんの頑張りもさることながら、ご家族やヘルパーさんなどの助けが必要になるケースが多く、献身的に介護されている様子を拝見させていただくと、本当に頭が下がる思いです。

ただ一方で、
介助が大変そうだな、
もっと楽にできないだろうか、
別の方法の方が安全なのではないか
と考える場面もあります。

私たちリハビリスタッフは、患者さんがどれくらい動けるのか、どれくらい介助すれば目的の動作ができるのかを把握し、能力を発揮していただくための方法や対応を考えます。

介助者側としては、介助しなさ過ぎもダメかもしれませんが、介助し過ぎても、その人の能力が発揮できないばかりか、介助者の負担も増えてしまうかもしれません。

そこでみなさんには、安全を考慮した上での動き方や介助の仕方をお伝えしたり、場合によっては福祉用具導入の提案などをさせていただくことも、私たちの役割の1つです。

リハビリスタッフが直接関わる時間は、1週間のうちでわずかしかありません。リハビリ以外の普段の生活が安全かつ快適に過ごせるように、患者さんや介護される方々のお役に立てればと思っております。