2018年 健康教室 「いつの間にか骨折を起こさないために知っておきたい背骨のこと」

去る5月26日

2018年度の第1回健康教室が開催されました。

テーマは

「いつの間にか骨折を起こさないために知っておきたい背骨のこと」

というのものでした。

 

ご高齢の方が介護が必要となる理由は幾つかありますが

4~5人に1人は

「骨折・転倒・関節疾患」が理由として挙げられます。

なかでも骨折は以下の4つの部位に多くみられます。

  • 橈骨遠位端骨折と言って手の付け根の骨折
  • 上腕骨近位端骨折と言って腕の付け根の骨折
  • 大腿骨頚部骨折といって脚の付け根の骨折
  • 脊椎椎体骨折といって背骨の骨折

特に「脊椎椎体骨折」はいつの間にか骨折と言われ

ご高齢の方に最も多い骨折とされています。

今回は脊椎椎体骨折にスポットをあて

そのためのエクササイズも幾つか提案させて頂きました。

 

お蔭様で「分かりやすかった」の声を頂き

また少人数で行った影響もあるのか

比較的質問も多く頂くことができたかと思います。

 

今回は

同一テーマで複数回行う予定ですので

ご興味ある方は

次の機会にぜひご参加頂きたく思います。

 

4年目の新大久保

外来リハビリテーションを担当している理学療法士です。

新宿ヒロクリニックは、新大久保に引っ越しをしてから3年が経過しました。本日めでたく4年目に突入いたしました。

3年前の5/29(金)は忘れもしません。雨でした。

西新宿の旧クリニックからバイクに乗り、荷物をもってこの大久保のクリニックに移動してきました。当時は私も訪問リハビリテーションに従事していたので、マイバイクを駐車場に置き、傘をさしながら初めて新大久保の街を歩きながら帰宅したことを覚えています。

そして、5/30-31に事務所で引っ越し作業を行い、どんどん運ばれてくるダンボールを開けていきました。2日間で事務所として機能する形までよく片付けられたなと思います。。。

外来診療は6/15から開院したので、引っ越しから2週間ほど経過した後でした。当時私はまだ訪問リハに出ていたので、患者さんが少なかったことなどは把握していませんが、この3年間で外来に多くの患者さんがいらしていただいているようです。

4年目に入り、職員数も増え、クリニックも増え、患者さんもますます増えています。

これからも初心を忘れず、地域の皆さんの生活を支えていけるように頑張っていきます。よろしくお願いします。

お祭りに行ってきました!

IMG_3675もう先々週のことになりますが、浅草の三社祭に行ってきました。

快晴でお祭り日和といったところでしょうか。多くの観光客と全国から集まったお神輿の担ぎ手で賑わっていました。

私も地元に近いので、お祭りに参加することありますが、以前と比べると女性の担ぎ手の方や、見た感じ年齢が5〜60歳台の方もお元気にやられているのが印象的でした。

中には怪我をされたのか、サポーターなどをしながらも担いでいる方もおり、悪化しないことを祈るばかりです。

ある腰痛に関する研究によると、軽くお辞儀をした姿勢でも、腰の椎間板(背骨の間にあるクッションの役割)にかかる負担は、約200kg!?、お相撲さん一人分とも言われているそうです。ホンマかいな!?と思ってしまいますが…

そうなると実際、目の前でお神輿担いでいる人たちの腰にはどれくらいの重さがかかっているんだろうと考えると、ちょっとゾッとしてしまいました。

そんなこと考えてたら、祭りなんか楽しくねぇ!と怒られてしまいそうですが(^^;;

(高)

人生100歳の時代…?

昨今、あちらこちらで“人生100歳の時代”などと言われるようになりました。
私がリハビリに伺っている方の中にも、100歳を超えてらっしゃる方がお二人おられます。
100歳を過ぎててリハビリなんて?!と思われるかも知れませんが、私も最初はそう思いました(^_^;)
でも、お二人とも女性なのですが、まだまだお一人でお風呂に入られていたり、階段を昇り降り出来たりと驚異的(@_@;)!!
見た目もお若くて、100歳を超えてらっしゃるようには見えません。

お話を伺うと、長年庭いじりを続けておられたとか、ラジオ体操を毎日やっていたとか、やはり生活を変えないと言う事が大事なのかなぁと考えさせられます。

今は以前に比べれば歩くのに時間が掛かるようになって来たり、階段の昇り降りでぜーぜーしてしまったり、といった変化は出て来ていますが、少しでも長く、現在の生活を続けられるようにと、リハビリを頑張って下さっています。

とは言え何といっても100歳越え。。。

歩行能力維持のためにボールを使った脚の運動や、下肢体幹の筋トレ、足趾のトレーニングなども行いますが、無理は出来ないので“お喋りテーション”となる事もしばしば。

郷里のお話や、戦時中のお話などもしてくださいますが、お二人ともお喋りをしている時の笑顔が眩しい!!可愛い!!

私の癒しの時間となっております♡

でももちろんそれだけではなく、喋る・笑う事によって精神面の活性化にもなりますし、腹筋を使ったり、舌や口周りの筋肉を使ったり、酸素を肺に取り込み易くして循環を良くしたりといった効果も得られます。

やはり人間は社会的生物ですから、他者とのコミュニケーションも大事ですね。

地域包括ケアの中でも、身体を動かす機会や地域の方々とのコミュニケーションの機会を設けるような働きかけがなされているかと思います。

地域のサービスも利用しつつ、みんなで目指せ100歳?!

 

【お】