暑中お見舞い申し上げます。

梅雨が明け、暑い日が続いておりますが、皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。

まだしばらくは厳しい暑さが続きますので、くれぐれもご自愛下さい。

平成二九年盛夏

 

と、暑中お見舞いを書く暑い夏の季節がやってまいりました。

1年で最も暑い時期に相手の健康を気遣うことを趣旨としている暑中見舞い。

ということで、今回はこの時期気をつけたい“夏バテ”について少しお話しさせていただきます。

 

「夏バテ」とは、医学的な用語ではなく、高温多湿な日本の夏の暑さによる体調不良の総称を指します。主な症状については下記の項目をチェックしてみましょう!

 

☝夏バテ症状チェック☑

□食欲があまりない

□眠れない日が多い

□だるくてやる気が起きない

□疲れが取れない

□便秘・下痢・頭痛・吐気・眩暈

 

上記のような症状が表れるのは、高温多湿の環境の中で体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働することで疲弊し、自律神経の乱れを引き起こすことが原因と考えられています。

 

では、どのような人が夏バテしやすいのでしょうか?

夏バテしやすい人の特徴をみてみましょう!

 

☝夏バテしやすいのはこんな人☑

□そうめん等冷たい麺やアイスクリームをよく食べている

□ビールや炭酸飲料等の冷たいものばかり飲んでいる

□ほとんど運動をしていない

□お風呂はシャワーですませることが多い

□冷房のきいた部屋に長時間いることが多い

□夜更かしすることが多い

 

今はまだ夏バテしていない方でも、上記のような生活習慣に心当たりがあるのであれば、夏バテする可能性が高いかもしれません。

 

夏はどうしても暑さをしのぐ為、身体を冷やそうとする環境が多くなりがちです。

たとえば…

▼室内の空調による冷えや、暑い屋外との温度差は自律神経を乱れやすくしています。

▼冷たいものばかりを食べ続けると胃腸の働きが弱まり、食欲不振を引き起こします。

▼ビール等のアルコールは脱水作用があるため、水分補給には適しません。

▼炭酸飲料等の飲みすぎは糖分の摂りすぎにつながるため注意が必要です。

 

「夏バテ」を予防・改善するために気をつけることは日々の生活習慣を見直すことです。

 

~夏バテ予防のポイント~

「栄養バランスの良い食事を摂る」

★「不足しがちな水分をしっかり補給する」

★「しっかり睡眠をとり身体を休める」

★「適度な運動をして発汗能力を上げる」

 

日々の生活習慣を少し見直して、楽しい夏を過ごしましょう!!(^^)/

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自分の身体は自分で守ろう~腰痛予防対策~

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リハビリテーション部門では、22日の土曜日に第1回目となる家族みんなの健康教室を開催いたしました。

当初は15名の定員での開催予定でしたが、予想に反し多くの方からお申込みをいただき、急遽2部制へと変更して合計31名の方々にご参加いただきました。
誠にありがとうございました。

最期まで住み慣れた地域で暮らし続けるために…等、健康増進や介護予防などが提唱されている昨今、皆さまの健康に対する意欲には頭が下がる思いです。

これからも、ヒロクリニックが皆さまの健康を支えていく手助けになればと考えております。よろしくお願いいたします。

 

さて、私たちの生活を脅かす症状の一つに腰痛というものがあります。
腰痛を経験したことがないという人の方が少ないのではないでしょうか。
実際に医療機関にかかられる方も多いかと思いますが、腰痛で受診された方の85%は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などといった明確な原因が特定できない、非特異的腰痛だと言われています。

非特異的腰痛には、姿勢や動作の影響による椎間板の髄核のズレと、心理的ストレスが大きく影響していると考えられています。

図:22世紀医療センター 運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座HPより

 

”腰痛持ちあるある”だと思いますが、何かに熱中している時や、好きな事をしている時、腰の痛みを忘れられていませんか?

これは、ドパミンという痛みを抑える脳内物質が分泌されやすくなるからだそうです。

逆を言うと、仕事や人間関係のストレス、痛みに対する不安や恐怖などで脳が支配されてしまっていると、ドパミンの分泌が少なくなり、余計痛みを感じてしまうということです。

椎間板の髄核のズレが酷くなると椎間板ヘルニアになってしまう事もあるので、ズレが小さいうちに早めにケアをする事が大切!!

 

そこで、先月参加した東京都理学療法学術大会の都民公開講座で紹介されていた”これだけ体操®”がとても日々のケアに向いていると思いましたので、ここでもご紹介させていただきます。

東京大学医学部付属病院22世紀医療センター 運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座特任教授の松平浩先生が考案された体操です。

図:22世紀医療センター 運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座HPより

 

腰が痛い時に、無意識にこのような動きをしていたという方もいらっしゃるかも知れませんが、これならいつでもどこでも出来ますし、自分で体の反応を見ながら調整できます。

 

更に、余裕のある時には先日の健康教室でご紹介した大殿筋・中殿筋の筋力トレーニングなどもやっておけば、股関節周りの支えがしっかりしてきて腰への負担が減らせます。

お尻上げ       大殿筋のトレーニング:膝が90°になるようにお尻を持ち上げる

中殿筋トレ

中殿筋のトレーニング:上半身と脚が一直線になるように脚を真横に持ち上げる

 

 

 

大事に至る前のセルフケアと、日々少しでも楽しいと思える時間を持つことで、腰痛に負けない人生を手に入れましょう!!

 

”これだけ体操®”の詳細はこちら

【お】

訪問リハ学会~ご報告~

予告通り5月に札幌で開催された訪問リハ学会に参加してきました。
大変遅くなりましたが、学会のご報告をさせて頂きます。

札幌はあいにくの空模様で、到着した日から小雨が降り、日中でも上着を羽織らないと寒いくらいの天気でした。

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演題発表は学会の2日目。
発表の直前まで準備したものの…本番は極度の緊張状態。
発表後の質疑応答では予想以上に質問がありましたが、何とか無事に終えました。

 

そして…新千歳空港に到着した日から北海道のグルメを堪能してきました。

まず、初日はサッポロビール&札幌ラーメン、その夜はジンギスカン。

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2日目は、海鮮、地酒、パフェ。

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最終日は、スープカレーで終わりました。

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発表にグルメに充実&満喫した3日間でした。

 

次回の訪問リハ学会は北九州で開催予定です。
ご興味のある方はぜひご参加を~!

効果的なダイエット

ダイエットをしています。

先月の成果は−1.8kg

まぁまぁの成果かと。

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ダイエットの原則の1つは

摂取するカロリーに対して

消費するカロリーが多ければ

必ず成果は得られるということ。

 

個人的な認識では

摂取を抑えるために食事量をコントロールし、

消費のために、脂肪燃焼目的の有酸素運動と

代謝効率を上げるための筋力トレーニングをしましょう

というのが以前からのダイエットの定説だった様に思います。

 

事実

これまで何度もダイエットしてきましたが

食事量を控え

有酸素運動であるランニングを行えば

一定の成果を得ることはできていました。

 

しかし、最近困ったことが起きてきました。

上記の対応では、以前程の効果が得られないのです。

そればかりか、以前にも増して太りやすい気もします。

 

そんな時に耳にした話はとても気になりました。

この数年TVCMでよく見るプライベートジムでは、ダイエットのために有酸素運動を積極的に行う訳ではないと。

食事管理と筋力トレーニングが主体だとのこと。

 

そもそも肥満の問題の1つは体脂肪で、その体脂肪を燃焼させるために有効な方法がウォーキングやランニングといった有酸素運動だったはず。

経験則では、有酸素運動主体で何も問題はありませんでした。

それが重視されないというのは、成果が得難くなっている私にとって興味深い話でした。

そこで、試しに似た様な方法を取り入れることとしました。

 

食事に関しては、ここ数年低炭水化物ダイエットに関するものを目にすることが多くなってきています。

簡単に調べたところでは、長期的には健康によろしくないという意見もある様です。

一方で、バランスの問題との意見もみられます。

極端な取組は、害にもなりえるのはどの方法も変わりはないのではないかと。

よってご飯、パン、ラーメン、そば、うどんといったものは控えるように気をつけ

食べるのは朝食に。

昼食はサラダとともに鶏胸肉、豆腐、ゆで卵、チーズといった蛋白質を摂取するようにし。

夕食は全体的な量を制限するといった生活へ変更しました。

 

運動は、有酸素運動であるランニングは行うものの

筋力トレーニングを取り入れることとしました。

種目は主に2点

ベンチプレス

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とスクワット。

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特にスクワットはKing of exerciseといわれる程で

動作時に動員される筋肉が多く

一種目で効率的なトレーニング効果が得られると言われています。

主に下半身の筋肉を鍛えますが

大きな筋肉である殿部や大腿部を鍛えることができることも

代謝効率を高めるためには有効であるといえます。

 

上記の食事・運動習慣に変更して1ヶ月の成果が前述の通り。

今のところ順調かと思います。

思えば

これまでの私のダイエット方法は食事制限と有酸素運動を行うばかりで

体重減少の一因子には筋肉量の減少もあったのだと考えられます。

加えて、年齢を重ねるに連れても筋肉量が減っているのは確実で

これでは身体の基礎代謝量は減少する一方。

その状況で、これまで通りの方法だけでは

体重が減り難いのは道理であったと考えます。

ダイエットには、食事のコントロールが非常に大きなウェイトを占めるということですが

筋力トレーニングも重要な要素であることを再認識した次第です。

 

そんな大事な筋力トレーニングではありますが

ヒロクリニックでは、筋力トレーニングに関する無料の健康教室を開催します。

テーマはダイエット・・・ではありませんが、

 

~「きれいに正しく歩ける」トレーニング方法~

開催日は7月22日(土)

時間は10:00~11:30を予定しています

 

今回の記事にもある殿部の筋肉をトレーニングする方法を主にお伝えする予定です。

詳しくはこちらの記事をご覧下さい

無料となっておりますので、ご興味ある方は、お友達などお誘いのうえご参加頂けると嬉しく思います。

よろしくお願いいたします。