バイザー会議へ出席しました

ちょうど1年前の今日

同じ題名でblogを更新しました。

バイザー会議へ出席しました

 

先週末

昨年と同じように

バイザー会議へ参加しました。

あれからまた1年経過したかと思うと

つくづく時間が過ぎるのは早いと感じます。

まさに

光陰矢の如し。

 

年を重ねるほどに時間が過ぎるのが早くなると

患者さんは

口をそろえて仰ります。

「人生は超特急」と

どなたかに言われたのが

私は非常に印象に残っています。

 

さて

このように年齢を重ねるにつけ時間が早く過ぎるように感じることを

ジャネーの法則というそうです。

生涯のある時期における時間心理的長さは年齢の逆数比例する(年齢に反比例する)。」

ということを定義した法則だとのこと。

 

また

このように感じる理由として

  • 新しいことをする機会が減少するから
  • 同じことの繰り返しが増えるから

ということも要因の様です。

 

わが身を振り返っても

思い当たる点は多々あります。

 

少しでもジャネーの法則に抗うためには

些細なことでも新しいことに目をむけ

習慣化された日常を疑うことが必要なのかもしれません。

そうすることによって

日々を充実したものとして過ごせれば。

 

そんなことを

実習指導者会議に出席して感じました。

思えば

実習生だった頃

実習期間がとても長く感じたのも

毎日が新鮮すぎたからなのかもしれません。

しかし

そのぶん充実していたこともありました。

今度来る実習生の子達にも

少しでも充実した実習となることを願っています。

 

皆様にはお世話になることもあるかと思いますが

よろしくお願いいたします。

 

 

 

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リハビリ小噺 ⑦

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。

少しだけご紹介させていただきます。

 

日が落ちるのもすっかり早くなり、秋の深まりを感じる今日この頃。

色々と恋しくなるものがありますよね。

お酒を召し上がられる方なら「赤ちょうちん」もその一つではないでしょうか。

仕事帰りの一杯を楽しみにされていた方も多いと思います。

 

今も毎日お酒を欠かさないGさん。

現役時代も足繫く通った「赤ちょうちん」があったそうです。

 

Gさん「仕事場からの帰り道にね、気に入った飲み屋がありましてね。」

私  「ほう。」

Gさん「そこの大将ともなんとなく波長が合いましてね。よく行きましたよ。」

私  「『よく』ってどのくらいの頻度ですか?」

Gさん「そりゃあ毎日ですよ。」

私  「毎日ですか!?」

Gさん「もちろんそうですよ。だって帰り道にあるんですよ。」

私  「はぁ…。」

Gさん「素通りなんかできますか?そんなことしたら申し訳なくて。」

奥様 「まったく…。」

 

「赤ちょうちん」が恋しくなるのは、季節とまったく関係なかったみたいです。

 

 

もっと知ってもらいたい失語症(講演会のご案内)

言語聴覚士(ST)が対象とする障害の一つに失語症があります。

失語症とは言語障害の一つで、病気や事故などにより脳の言語中枢が何らかの損傷を受けることによって、言語を操る能力に障害が残った状態を言います。その名称から誤解されがちですが、失語症になると話すことだけでなく、聞く・読む・書くといった言葉に関するすべての機能に困難が生じます。

失語症の症状をイメージしやすくするため、「言葉の分からない国に行った状態」にたとえて説明することがあります。

海外旅行に行ったことがある方は想像しやすいかもしれませんが、外国に行ったとき、現地の人とは言葉が通じず、相手が何か言っていることは音としては聞こえますが、その内容を理解することはできません。また、看板などに何か書いてあることは分かりますが、それを音読したり意味をつかむのは難しいものです。相手に伝えたいことや自分の考えはあっても、それをすらすらと言葉で伝えることはかなり難しいことになります。旅行であれば、その通じなさや意思疎通に四苦八苦することもまた旅の醍醐味と思えますが、母国語の日本語でそうした状況になるのはかなりストレスのかかることだと想像できます。

失語症のある方は、言いたいことがあるのに、うまく言えなくてあきらめてしまうことがあります。そうした時に周囲の方が失語症について理解を示し、コミュニケーションをとる上でのちょっとした工夫を知っていれば、失語症の方にとっては大変心強い味方になります。

というわけで、前置きが長くなりましたが、失語症のある方とのコミュニケーション方法について学ぶ講習会がありますので、周囲に失語症の方がいる、いないに関わらずご興味のある方はこの機会に参加してみませんか?

失語症理解入門講座(11月24日)      もっと知ってもらおう失語症(12月2日)
失語入門講座IMG_0113