夕暮れが早くなると

今日で11月も終わりです。私は訪問のリハスタッフなので、外に出ていると午後3時だいにはガクッと気温がさがるなと実感いたします。

また利用者さんからは、「もう今年も終わっちゃうよ。いやね~」とか、「暗くなるのが早いとなんだか寂しい気分になるわね」(いずれも女性)などの会話がよく聞かれます。

確かに私個人としても外を移動していて、夕暮れが早くなると「なんだか寂しい気持ちになる・・・」確かにそうだなと思います。

これにはちゃんと訳があるようで、「日照時間が短さによってセロトニンが普段より分泌されにくくなっている」のが原因の1つとのこと。

セロトニン?

人によってはこの物質の名前は聞いたことがある方もいるかもしれませんが、

セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっているそうで、これが不足すると脳機能や心のバランスを保つことが難しくなるとのこと。

じゃあこのセロトニン、どうやって増やすのか

1つは、太陽の光を浴びること(1日に20~30分くらいが目安)

もう1つは、ウォーキングなどのリズム運動をすること(よく噛んで食事することもリズム運動に含まれるそう)

要は、外に出て運動しましょう!ということになるんでしょうか。

これからさらに寒くなってくる中で、ついつい家にとじこもりがちな方も増えてくることと思いますが、意識して日光浴や運動をしてみてはいかがでしょうか。

(高)

 

喫煙と・・

こんにちは。

とある理学療法士です。

ここ数年喫煙に対して厳しく眼が向けられてますね。

そこでこの論文。

とある論文

肥満で喫煙している患者は肥満で喫煙していない患者よりも人工関節の感染症が高かったとのこと。

と患者さんに話しても止めてくれない。

患者教育は難しい。

 

リハビリ小噺 ⑫

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。

少しだけご紹介させていただきます。

 

今回は患者さんのところに届いた素敵なプレゼントに関してです。

郷さんの新聞

今年の「敬老の日」。お祝いにお孫さんから届いたのは

「Kさんの生まれた日の新聞」でした。

約90年前の新聞です。

旧漢字や右から左に進む横書きが時代を感じさせてくれます。

オモテ面の内容は主に当時の政治状況を伝えるものでしたが、

不勉強の私には内容の理解もままなりませんでした。

 

ウラは社会面。少し柔らかい内容の記事でした。

私にも少し読むことができました。

おもしろい記事があったので紹介させていただきます。

 

紙面の右上。「楽行のふけ」つまり「今日の行楽」のコーナーです。

Kさんの誕生日は3月の終わりころ。

お生まれになった日は良く晴れた日曜日だったようです。

以下、紙面より抜粋です。

「けふ、三十日の日曜は、まづお天氣は大丈夫だから

差し當り市内近郊の行楽地へは氣の早い花見客が相當押寄せることゝ思はれる。

(中略)氣の早い江戸っ子は春の郊外へすつ飛んで行きさうだ。」

とありました。

 

「氣の早い江戸っ子」

記事には上野公園の桜は一分咲き程度とありました。

そいつぁーちょいと氣が早すぎるってーもんだよなーっ!

 

寒くなると。

10月も下旬になり、寒さも厳しくなってきましたね。
皆さま、風邪などひかれてないでしょうか。

最近、首を寝違えてしまうことが多く、朝起きると首から肩ががちがちに凝ってしまいます。
首を回そうとするものなら、「あ、痛たた…」と身体ごと動かす羽目になります。

「首を寝違える」とは、いわゆる「首の捻挫」みたいなものみたいです。
急性な痛みに対しては、無理に動かさず、安静と湿布等の使用が効果的みたいです。
個人的には、がちこちに凝り固まった首から肩にかけての筋肉をマッサージしたり、温めたりすると筋肉が緩み少し楽になる気がします。
そして、痛みが落ち着いてきたら、ストレッチをすると肩こりも軽くなる気がします。

これから寒くなると身体も固まりやすくなるので、ストレッチをして柔軟な身体を目指したいものです!