当院での新型コロナウイルス対策の概要について述べさせていただきます。
当院には高齢者が虚弱患者さんが多数来院されております。発熱者や上気道炎症状のある方については、外来においては他の患者さんとの接触を避けるために、必ず受診前に電話でご相談ください。
また当院かかりつけの患者さんにつきましては、なるべく不要な外出を避けていただく意味でも、受診頻度や受診形態などを適宜ご相談させていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。
在宅医療・訪問診療・外来診療|東京都新宿区|新宿ヒロクリニック
当院での新型コロナウイルス対策の概要について述べさせていただきます。
当院には高齢者が虚弱患者さんが多数来院されております。発熱者や上気道炎症状のある方については、外来においては他の患者さんとの接触を避けるために、必ず受診前に電話でご相談ください。
また当院かかりつけの患者さんにつきましては、なるべく不要な外出を避けていただく意味でも、受診頻度や受診形態などを適宜ご相談させていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。
ファストドクターという会社がある。https://fastdoctor.jp/corporate/
夜間や休日、東京23区全域をカバーする往診プラットホームを作っている会社である。
かねてから当院で行っている「よりそいコール」に学びたいと言って、昨年9月にファストドクターの方々が当院を訪ねてくださったことからご縁が広がった。
そして12月には、彼らは実際当院の往診現場に見学にも来てくれた。
そして今回は私が今日1月5日、まだ正月気分の抜けない日曜日にファストドクターの実際の往診現場を見学に伺った。
彼らの発想や行動力には驚かされる。
本日だけで21台の往診車が都内を走り回っているという。往診件数だけでも本日だけで200件程度しかし電話はそれ以上。その中の一つのルートに同乗させてもらったが、昼過ぎから6時過ぎまで計7件の往診は、東京を縦横無尽に走り回る。新宿区をスタートし台東区から文京区、新宿区、杉並区、足立区などを駆け巡りながら、1件1件丁寧な往診が印象的だった。利用した患者さんからはこんなシステムがあるとは知らなかったとか、助かったという感謝の声が尽きない。
膨大な往診件数だが、コールセンターにかかる電話のうち往診に結び付くのは約2割に過ぎないという。電話相談だけで終わったり、病院紹介に結び付けたりすることが多いという。そしてこれは往診が必要だと医師が判断するものだけ往診をしているという。
季節柄インフルエンザなど発熱性疾患が多いが、胸痛や頸部痛など循環器救急を疑う人たちの往診依頼も少なくない。もしこの寒空、休日のごったかえす病院に行かなければならないとしたら、そしてずっと待たされたりしたらと考えると逡巡する方は少なくないだろう。往診でできることには当然限りがある。いわゆる隠れた病気を見つけたり、根本治療は往診は困難だ。しかしなるべく円滑に社会生活を営むための医療的サポートと往診をとらえたとき、いわゆる救急外来とは異なった往診の意義が見えてくる。
ファストドクターは今岐路に差し掛かっているという。社会的ニーズに後ろ押しされているが、一方で既存の医療との整合性や合理性が問われているというのだ。
しかし、若き医療者たちの大胆な発想と行動力。日本の地域医療に求められる活力とは何だろうか考えさせられる一日だった
今日私は何に出会ったのか?
貯めこみ症候群の方、統合失調症の引きこもりの方、ガン末期の嘔吐している方、まもなく100歳で嚥下できずに帰宅した方、それぞれの物語を大切にしながら、できることはいったい何だろうか?自問する日々です。
風に吹かれながら・・・