「肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい」

最近訪問した2人の方から「この本を読んでがんばってます」「STが言ってることややっていることが書いてあります」「勉強になります」などのコメント付きで紹介されたのが「肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい」(西山耕一郎著)という本です。

どれどれ、とアマゾンで検索してみると、家庭療法・医学の売れ筋ランキング1位でした!なかなか売れているようですね。

目次を紹介すると・・・

第1章 「最近、よくムセる」は老化のサインだった!

第2章 「のど」を鍛えれば、寿命は10年のびる!

第3章 飲み込み力がアップする8つの「のど体操」

第4章 誤嚥を防ぐ「食べる」ルール 九か条

第5章 「のど」の大問題・小問題 お悩み解決Q&A

第6章 人間は「のど」から衰え、「のど」からよみがえる!

カスタマレビュー13件の平均も4.9(5つ星のうち)と高評価!耳鼻咽喉科の医師で嚥下治療を専門分野とする西山先生の本でもあり、また誤嚥性肺炎予防について具体的に分かりやすく書いてあるということで、私も参考のため購入することにしました。(値段も1200円と手頃です)

肺炎はいまや日本人の死亡原因の第3位。本に限らず、テレビ番組などでも誤嚥性肺炎について取り上げられることは増えてきている印象ですが、日頃から誤嚥性肺炎既往の方のリハビリに携わる機会の多い私としては、こうして予防の知識が広く拡がっていくといいなぁと思います。(予防のためのリハビリのご相談もお気軽にどうぞ~)

 (表紙)

 

リハビリ小噺 ⑤

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。
少しだけご紹介させていただきます。

 

訪問させていただいている方々の中にはユニークな方もたくさんいらっしゃいます。

おかげでこのブログも続けられます。

毎週1週間ぶりの訪問。

リハビリをする前、やっぱり皆さんの体調は気になるんです。

Eさんにいつも通りの挨拶をしたところ、絶妙な切り返しが決まった瞬間です。

 

私「こんにちは。体調はいかがですか?」

Eさん「体調はアメリカの母ちゃん!

私「んっ!?」

Eさん「わかんないの?『マーマー』だよ!」

 

うまい!座布団1枚!

 

第1回 家族みんなの健康教室

外来リハビリテーションを担当している理学療法士です。

関東も梅雨入りし雨の多い季節となってきました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

タイトルにもありますが、この度「家族みんなの健康教室」と題して、新宿ヒロクリニックのリハビリテーション部門から『地域の皆様に健康を発信』をテーマに健康教室を開催する運びとなりました。

この教室は今年度中に4回開催を予定しており、今回は第1回として「簡単にできる筋力トレーニング」というテーマで実施していく予定です。

開催日は7月22日(土)

時間は10:00~11:30を予定しています。

これから当院の外来スペースやホームページで広報活動を開始します。

参加費は無料で、どなたでもご参加いただけます。

参加申し込みはお電話(03-5272-5600)またはリハビリ室にご来室の際に承ります。

ご家族やご友人をお誘いの上、ぜひご参加いただければと思います。

皆様のご来院をお待ちしております。

黄砂で細気管支炎

こんにちは!

梅雨入りしたものの、お天気がころころ変わり

体調を崩される方も多いと聞きましたがいかがでしょうか?

 

話は遡って5月の連休あたり、

何となく町が霞むような、たくさんの黄砂が飛んだのを

覚えていらっしゃいますか?

 

私はあの黄砂でアレルギー症状が出てしまい

くしゃみが止まらなくなりました。

 

その後、5月半ば頃から咳が出始め、

先月末まで咳で夜もなかなか眠れない生活でした。

 

呼吸器科の先生からは「細気管支炎」の診断。

 

黄砂は花粉よりもとても細かい粒子のため、

気管支よりもさらに奥・・・

細気管支まで入り込んでしまったのだろうとのことでした。

 

それにしても苦しい。。

 

訪問先で患者さんと話していても咳が止まらなくなって、

みなさんに逆に心配される始末(T-T)

 

夜は、いわるる起座呼吸・・・

眠れない日が続いて疲れはどんどん溜まりました。

 

3週間ほどかけて、

吸入などのお薬で少しずつ症状は改善しましたが、

喘息などの呼吸器疾患の方の辛さを身をもって学びました。

 

今はすっかり咳も治まり元気になりましたので、

患者さんの辛さを理解しつつ、

少しでもリハビリを楽しんで頂けるよう訪問したいと思います♪