リハビリ小噺 ⑥

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。

少しだけご紹介させていただきます。

先日、日本人の平均寿命が過去最高を更新したニュースがありました。

過去最高の更新は女性で4年連続、男性で5年連続だそうです。

国際比較では男女とも香港に次いで世界2位とのことです。

すごいですね。臨床の現場でも関わる方の年齢が全体的に上昇傾向であることは感じています。

100歳を超えられる方も年々増加しています。

 

今回は御年101歳、Fさんのところでのお話。

リハビリ前、血液中の酸素飽和度(指にはさんで測るあれです)を測定したときに、

「100」という数字がもたらしたちょっとした行き違いです。

 

私「いつものこれ測りましょうね。おっ、98。いい数値ですね。」

Fさん「えっ?いくつ?」

私「98ですよ。文句なし。素晴らしいですね。」

Fさん「私は98じゃないよ。101歳だよ。」

私「ああ、すいません、すいません。酸素98%のことですよ。」

Fさん「あら、歳のことじゃないの。オホホホホ。」

 

ちょっと説明不足でしたね。

 

 

歯について。

こんにちは。
突然ですが、皆さん歯は健康ですか?
最近、健診を兼ね久々に歯医者に行って来ました。
毎日、歯磨きとフロスは念入りに行っているつもりでしたが…磨き切れていない所に歯石が溜まっていました。

「健康」というと、ついつい身体の方に目が行きがちですが…歯のメンテナンスも忘れてはいけないなと改めて感じました!

そこでライオンさんのHPから歯磨きの方法を調べてみました。

http://clinica.lion.co.jp/oralcare/hamigaki.htm

詳しくいろいろ書いてあるので、日々の歯磨きの際に心掛けていければなと思います

自分の歯もされども、歯磨きを嫌がる息子には、笑いを取り入れつつ…とはなかなかいかず。日々、格闘しております。笑

 

 

 

手作り!ソックスエイドと手拘縮予防クッション

こんにちは。

訪問リハビリテーションを担当している作業療法士です。

 

リハビリを受ける方は、生活の不便や不安を解消するために

福祉用具のレンタルや購入をご検討されている方も多いことと思います。

今日は、私が最近作製した福祉用具をご紹介します。

 

まずは “ソックスエイド” です。(費用:約300円)

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これは足元まで手を伸ばさずに靴下を履くための道具です。

下敷き程度の柔らかさのものと紐があれば作製できます。

 

そしてこちらは “手拘縮予防クッション” です。(費用:約135円)

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麻痺などにより手指を握りこんでしまわないように予防するものです。

夏場は汗をかいたりして握りこんでいた手に垢がたまりやすく、

水虫などの皮膚トラブルの危険があります。

クッションで指や手のひらにスペースができることで除湿効果もあります。

作り方を調べていると、軍手などで作製されることが多いようですが、

私は今回100円均一で見つけた、椅子やテーブルの脚カバーにしてみました。

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適度に厚みがあって中に綿などを入れなくて良いため、

つなぎ合わせるだけで作製も簡単。洗濯も気にせずできそうです。

第1回 最期まで口から食べられる街づくりフォーラム

こんにちは。訪問・外来リハビリテーションを担当しているST(言語聴覚士)です。今回は私も参加している新宿食支援研究会主催のフォーラムのご案内です。

新宿食支援研究会は“最期まで口から食べられる街、新宿”をモットーに20職種、100名以上のメンバーが集まり、勉強会を中心に色々な活動を行っていますが、来月3日に「最期まで口から食べられる街づくりフォーラム」(場所:東京富士大学)を開催します。

研究会では食支援を「本人・家族の口から食べたいという希望がある、もしくは身体的に栄養ケアの必要がある人に対して①適切な栄養摂取 ②経口摂取の維持 ③食を楽しむこと、を目的としてリスクマネジメントの視点を持ち、適切な支援を行っていくこと」と定義しています。多種多様な人たちが対象であり、支援者でもあります。このような食支援は専門職だけでは実践できません。一般市民の方たちも巻き込んで初めて「最期まで口から食べられる街」が出来上がる!ということで、今回の「街づくりフォーラム」の開催となりました。(詳しくは→第1回最期まで口から食べられる街づくりフォーラム

前売り3800円(当日5000円)と有料になりますが、食支援や街づくり等にご興味のある皆さまのご来場をお待ちしております。当日は新宿訪問ST連絡会のブースにおりますので、ご来場の際はお気軽に声をかけてください。