夏の要注意人物?

7月も今日で終わり、明日から8月ですがまだまだ暑い日がつづきます。東京でもよく猛暑日が報じられています。

訪問スタッフはいつもバイクで移動しているので、日焼け対策や熱中症対策も欠かせません。そんな夏といえば、もう1つ厄介な奴が発生する時期でもあります。それが要注意人物、蚊です(人物ではないですね・・・)。

去年もデング熱の被害が話題となりましたが、もちろん今年も蚊を媒介とした感染の被害が懸念されています。先日当院でも対策が呼びかけられ、蚊の発生防止対策の冊子と訪問スタッフを中心に虫除けスプレーが配布されました。

蚊の成虫は飛んで防除が難しくなるということで、幼虫(ボウフラ)の時点での対策が基本とのこと。みなさんのご自宅での主な対策としては、ボウフラの発生源である水溜りをできるだけ作らないこと。水がたまりやすいバケツは伏せるなどして、その他廃棄物も撤去することだそうです。梅雨は明けましたが、これから台風など雨降りの日もあるので、気をつけたいところですね。

東京都福祉保険局より「蚊の発生防止対策」が公開されていますので、以下をクリックしてご参照してください。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/eisei/yomimono/nezukon/mosquito.files/ka_shisetsu.pdf

暑中お見舞い申し上げます。

梅雨が明け、暑い日が続いておりますが、皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。

まだしばらくは厳しい暑さが続きますので、くれぐれもご自愛下さい。

平成二九年盛夏

 

と、暑中お見舞いを書く暑い夏の季節がやってまいりました。

1年で最も暑い時期に相手の健康を気遣うことを趣旨としている暑中見舞い。

ということで、今回はこの時期気をつけたい“夏バテ”について少しお話しさせていただきます。

 

「夏バテ」とは、医学的な用語ではなく、高温多湿な日本の夏の暑さによる体調不良の総称を指します。主な症状については下記の項目をチェックしてみましょう!

 

☝夏バテ症状チェック☑

□食欲があまりない

□眠れない日が多い

□だるくてやる気が起きない

□疲れが取れない

□便秘・下痢・頭痛・吐気・眩暈

 

上記のような症状が表れるのは、高温多湿の環境の中で体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働することで疲弊し、自律神経の乱れを引き起こすことが原因と考えられています。

 

では、どのような人が夏バテしやすいのでしょうか?

夏バテしやすい人の特徴をみてみましょう!

 

☝夏バテしやすいのはこんな人☑

□そうめん等冷たい麺やアイスクリームをよく食べている

□ビールや炭酸飲料等の冷たいものばかり飲んでいる

□ほとんど運動をしていない

□お風呂はシャワーですませることが多い

□冷房のきいた部屋に長時間いることが多い

□夜更かしすることが多い

 

今はまだ夏バテしていない方でも、上記のような生活習慣に心当たりがあるのであれば、夏バテする可能性が高いかもしれません。

 

夏はどうしても暑さをしのぐ為、身体を冷やそうとする環境が多くなりがちです。

たとえば…

▼室内の空調による冷えや、暑い屋外との温度差は自律神経を乱れやすくしています。

▼冷たいものばかりを食べ続けると胃腸の働きが弱まり、食欲不振を引き起こします。

▼ビール等のアルコールは脱水作用があるため、水分補給には適しません。

▼炭酸飲料等の飲みすぎは糖分の摂りすぎにつながるため注意が必要です。

 

「夏バテ」を予防・改善するために気をつけることは日々の生活習慣を見直すことです。

 

~夏バテ予防のポイント~

「栄養バランスの良い食事を摂る」

★「不足しがちな水分をしっかり補給する」

★「しっかり睡眠をとり身体を休める」

★「適度な運動をして発汗能力を上げる」

 

日々の生活習慣を少し見直して、楽しい夏を過ごしましょう!!(^^)/

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自分の身体は自分で守ろう~腰痛予防対策~

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リハビリテーション部門では、22日の土曜日に第1回目となる家族みんなの健康教室を開催いたしました。

当初は15名の定員での開催予定でしたが、予想に反し多くの方からお申込みをいただき、急遽2部制へと変更して合計31名の方々にご参加いただきました。
誠にありがとうございました。

最期まで住み慣れた地域で暮らし続けるために…等、健康増進や介護予防などが提唱されている昨今、皆さまの健康に対する意欲には頭が下がる思いです。

これからも、ヒロクリニックが皆さまの健康を支えていく手助けになればと考えております。よろしくお願いいたします。

 

さて、私たちの生活を脅かす症状の一つに腰痛というものがあります。
腰痛を経験したことがないという人の方が少ないのではないでしょうか。
実際に医療機関にかかられる方も多いかと思いますが、腰痛で受診された方の85%は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などといった明確な原因が特定できない、非特異的腰痛だと言われています。

非特異的腰痛には、姿勢や動作の影響による椎間板の髄核のズレと、心理的ストレスが大きく影響していると考えられています。

図:22世紀医療センター 運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座HPより

 

”腰痛持ちあるある”だと思いますが、何かに熱中している時や、好きな事をしている時、腰の痛みを忘れられていませんか?

これは、ドパミンという痛みを抑える脳内物質が分泌されやすくなるからだそうです。

逆を言うと、仕事や人間関係のストレス、痛みに対する不安や恐怖などで脳が支配されてしまっていると、ドパミンの分泌が少なくなり、余計痛みを感じてしまうということです。

椎間板の髄核のズレが酷くなると椎間板ヘルニアになってしまう事もあるので、ズレが小さいうちに早めにケアをする事が大切!!

 

そこで、先月参加した東京都理学療法学術大会の都民公開講座で紹介されていた”これだけ体操®”がとても日々のケアに向いていると思いましたので、ここでもご紹介させていただきます。

東京大学医学部付属病院22世紀医療センター 運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座特任教授の松平浩先生が考案された体操です。

図:22世紀医療センター 運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座HPより

 

腰が痛い時に、無意識にこのような動きをしていたという方もいらっしゃるかも知れませんが、これならいつでもどこでも出来ますし、自分で体の反応を見ながら調整できます。

 

更に、余裕のある時には先日の健康教室でご紹介した大殿筋・中殿筋の筋力トレーニングなどもやっておけば、股関節周りの支えがしっかりしてきて腰への負担が減らせます。

お尻上げ       大殿筋のトレーニング:膝が90°になるようにお尻を持ち上げる

中殿筋トレ

中殿筋のトレーニング:上半身と脚が一直線になるように脚を真横に持ち上げる

 

 

 

大事に至る前のセルフケアと、日々少しでも楽しいと思える時間を持つことで、腰痛に負けない人生を手に入れましょう!!

 

”これだけ体操®”の詳細はこちら

【お】

訪問リハ学会~ご報告~

予告通り5月に札幌で開催された訪問リハ学会に参加してきました。
大変遅くなりましたが、学会のご報告をさせて頂きます。

札幌はあいにくの空模様で、到着した日から小雨が降り、日中でも上着を羽織らないと寒いくらいの天気でした。

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演題発表は学会の2日目。
発表の直前まで準備したものの…本番は極度の緊張状態。
発表後の質疑応答では予想以上に質問がありましたが、何とか無事に終えました。

 

そして…新千歳空港に到着した日から北海道のグルメを堪能してきました。

まず、初日はサッポロビール&札幌ラーメン、その夜はジンギスカン。

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2日目は、海鮮、地酒、パフェ。

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最終日は、スープカレーで終わりました。

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発表にグルメに充実&満喫した3日間でした。

 

次回の訪問リハ学会は北九州で開催予定です。
ご興味のある方はぜひご参加を~!