リハビリ小噺 ⑦

訪問リハビリの現場では日々、様々な会話が繰り広げられています。

少しだけご紹介させていただきます。

 

日が落ちるのもすっかり早くなり、秋の深まりを感じる今日この頃。

色々と恋しくなるものがありますよね。

お酒を召し上がられる方なら「赤ちょうちん」もその一つではないでしょうか。

仕事帰りの一杯を楽しみにされていた方も多いと思います。

 

今も毎日お酒を欠かさないGさん。

現役時代も足繫く通った「赤ちょうちん」があったそうです。

 

Gさん「仕事場からの帰り道にね、気に入った飲み屋がありましてね。」

私  「ほう。」

Gさん「そこの大将ともなんとなく波長が合いましてね。よく行きましたよ。」

私  「『よく』ってどのくらいの頻度ですか?」

Gさん「そりゃあ毎日ですよ。」

私  「毎日ですか!?」

Gさん「もちろんそうですよ。だって帰り道にあるんですよ。」

私  「はぁ…。」

Gさん「素通りなんかできますか?そんなことしたら申し訳なくて。」

奥様 「まったく…。」

 

「赤ちょうちん」が恋しくなるのは、季節とまったく関係なかったみたいです。

 

 

もっと知ってもらいたい失語症(講演会のご案内)

言語聴覚士(ST)が対象とする障害の一つに失語症があります。

失語症とは言語障害の一つで、病気や事故などにより脳の言語中枢が何らかの損傷を受けることによって、言語を操る能力に障害が残った状態を言います。その名称から誤解されがちですが、失語症になると話すことだけでなく、聞く・読む・書くといった言葉に関するすべての機能に困難が生じます。

失語症の症状をイメージしやすくするため、「言葉の分からない国に行った状態」にたとえて説明することがあります。

海外旅行に行ったことがある方は想像しやすいかもしれませんが、外国に行ったとき、現地の人とは言葉が通じず、相手が何か言っていることは音としては聞こえますが、その内容を理解することはできません。また、看板などに何か書いてあることは分かりますが、それを音読したり意味をつかむのは難しいものです。相手に伝えたいことや自分の考えはあっても、それをすらすらと言葉で伝えることはかなり難しいことになります。旅行であれば、その通じなさや意思疎通に四苦八苦することもまた旅の醍醐味と思えますが、母国語の日本語でそうした状況になるのはかなりストレスのかかることだと想像できます。

失語症のある方は、言いたいことがあるのに、うまく言えなくてあきらめてしまうことがあります。そうした時に周囲の方が失語症について理解を示し、コミュニケーションをとる上でのちょっとした工夫を知っていれば、失語症の方にとっては大変心強い味方になります。

というわけで、前置きが長くなりましたが、失語症のある方とのコミュニケーション方法について学ぶ講習会がありますので、周囲に失語症の方がいる、いないに関わらずご興味のある方はこの機会に参加してみませんか?

失語症理解入門講座(11月24日)      もっと知ってもらおう失語症(12月2日)
失語入門講座IMG_0113

秋深まる

こんにちは
近頃、めっきり秋が深まってきましたね。
雨が続いていて、なかなか秋の気配が感じられず、少し寂しい日々ですが…

今朝は久々の秋晴れです。
駅までの道のりにキンモクセイの花が咲いていました。
キンモクセイの香りを嗅ぐと、なんだか秋を感じます。

キンモクセイは中国発生の花で、中国では花をお茶にしたり、はちみつ漬けにしたり食用としても使用されているみたいです。日本では芳香として使用されることが多いですよね。

秋と言えば
食欲、運動、読書など
何か新しいことを始めたくなる季節ですね。
私も今年こそは…
何かスポーツを始めたいと思いつつ
なかなか一歩を踏み出せていませんが

まずはストレッチ、ウォーキング等、手短にできることから始めてみようかと思います。

皆さまも何か新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

健康教室第二弾

本日は告知!

平成28年11月11日10時より新宿ヒロクリニックで家族みんなの健康教室第二回目が行われます。(要予約)

当日の内容は”歪みにくい痛みにくい膝づくり”です。

膝歪みチェックから予防エクササイズの方法をご紹介致します。

当日は膝まで捲れる格好お越しください。

またお席に限りがございますので、早めのご予約をお勧めいたします。

詳しくは貼付ファイルご参照下さい。

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